SF映画やドラマの醍醐味の一つが、宇宙人・UFOが使う技術。
その技術力の高さが物語のスパイスとなるわけですが、現実世界や実際に起こったUFO目撃事件でも同じような技術が確認できます。
この記事では、そんな映画やドラマにも登場した宇宙人・UFOの技術を紹介しています。
<スポンサーリンク>
映画やドラマの技術には宇宙人の存在が感じられる
宇宙人やUFOが題材となった映画やドラマはいくつもあります。
それらには高度な技術が描かれていますが、主なものは次の通りです。
- ワームホール
- バブル
- ダイソン球
- クローン
- 遺伝子操作
- 反重力
これらについて空想上の技術と考えることもできますが・・・
原作者のなかには綿密な取材を行った上で書く人もいます。
また、実際に起こったとされるUFO目撃事件をベースにして作られた映画もあります。
よって、映画やドラマに登場する技術に注目することで、宇宙人の存在をより確かなものとして感じることができるのです。
宇宙人の技術1:ワームホール
*出典:国立科学博物館
ワームホールとは、時空構造の位相幾何学として考えうる構造の一つです。
分かりやすくいうと、時空のある一点から別の離れた一点へと直結するトンネルのようなもの。
このワームホールを利用すれば、どれだけ物理的な距離があろうとも、一瞬のうちに移動可能です。
この理論が広く知られるようになったのは、かの天才アルベルト・アインシュタインとネイサン・ローゼンが数学的仮説に基づく時空構造モデルを発表してから。(1936年)
人類がまだワームホールの利用方法を発明できていないだけで、理論的には可能ということになります。
よって、「宇宙人はどこかにいるだろうけど、地球からは距離が遠いから来訪しているはずがない」という意見はナンセンス。
ワームホールを活用できるだけの技術力を持った宇宙人には、物理的な距離などまったく関係ないのです。
映画スターゲートに登場したワームホール
*出典:Amazon
宇宙戦艦ヤマトのワープやスターウォーズのハイパードライブ航法などもワームホール技術の一種ですが、もっと分かりやすいのは映画スターゲートで描かれる技術です。
映画スターゲートは、地球で発見された石輪と別の星にある石輪が繋がっており、一瞬にして移動が可能。
イメージとしてはドラえもんのどこでもドアに近いです。
実のところ、ペルーにはこのスターゲートの役割を果たしていたと噂される遺跡があります。
それが1990年代に発見されたアラム・ムル遺跡。
岩山を削った遺跡で、T字型に繰り抜かれています。
現地の伝説によると、この遺跡は星と星を結んでおり、王がこの門から旅立って行ったとのこと。
遺跡の中央には丸い窪みがあるのですが、そこに何らかの装置をはめ込むことでスターゲートとして機能していたのかもしれません。
宇宙人の技術2:バブル
バブルとは、UFOを包むように存在する光の球のこと。(オームとも呼ばれる)
しばしば「空に光る飛行物体がいた」と語られるのは、このバブルのせいだと考えられています。
また、バブルとは一種のバリアであり、中にあるUFOをあらゆる衝撃から守る役目を果たしている、というのが私の考え。
2019年7月に米軍が撮影したUFO動画は、私のこの考えを裏付けています。
この動画は、カリフォルニア州沖で夜間訓練を行っていた軽巡洋艦オマハが撮影したもの。
海上を高速で飛行したUFOが、突如として水中に潜っていきます。
高速で水に入ればその衝撃でどんな金属でも大きなダメージを負うはず。
しかし、動画を見る限りUFOに大破した様子はなく、実際に米軍がこの海域を調査しても残額はありませんでした。
つまり、このUFOは潜る際に衝撃を受けなかったということ。
動画に映っていないだけで、実際にはバブルによって機体が守られていたのではないでしょうか。
映画インデペンデンス・デイに登場したバブル
*出典:Amazon
バブルに関しては、映画インディペンデンス・デイで宇宙人の船がそれらしき技術を使っています。
劇中では、宇宙船に向けて発射された核ミサイルが、命中する直前で見えない壁によって阻まれていました。
壁によって阻まれたミサイルは爆発しているのですが、宇宙船は無傷。
前述した水中に潜ったUFOと同じ現象です。
ちなみに、バブル=バリアのようなものと考えるなら、スターウォーズやスタートレックで宇宙船が使用しているシールドもバブルの一種といえそうです。
<スポンサーリンク>
宇宙人の技術3:ダイソン球
ダイソン球とは、恒星を卵の殻のように覆ってしまう人工の球体のこと。
恒星から発せられるエネルギーを効率よく利用できるため、スペースコロニーの究極形と考えられています。
現在までに見つかったダイソン球はありませんが、その可能性があると指摘しているのが月です。
月は謎が多い衛星。
- 衛星にしてはサイズが大きすぎる
- NASAの実験から内部が空洞だと思われる
- 地球の地軸を安定させる役割がある
- 月の引力により海で潮汐が起こり生命が誕生した
- 日食の時、月と太陽が同じ大きさに見える
上記のような特徴があることから、「月は人工物かもしれない」という説があるのです。
事実、月面の写真には人工構造物のようなものが複数写っています。
たとえば、1965年にソビエト連邦の月探査機・ゾンド3が月の裏側を撮った写真には、高さ30kmのタワーが写っています。(下の画像はゾンド3が実際に撮影したもの)
30kmもの突起が自然にできたとは考え難く、宇宙人が造ったと考える方が妥当。
内部が空洞であることと併せて考えると、月はダイソン球であり、このタワーは内部の恒星から動力を得て作動する何らかの装置だと思われます。
映画ムーンフォールに登場したダイソン球
*出典:Amazon
月=ダイソン球という説を大胆に取り入れたのが、映画ムーンフォールです。
劇中、月が突然軌道を変えて地球に向かってくるのですが、一人の素人天文学者が「月は人工物で、何らかの理由でコントロールを失った」と唱えます。
その過程で、NASAが実際に行った月に関する実験についても語られるので、月のダイソン球説に興味がある人は必見です。
宇宙人の技術4:クローン
*出典:カンテレ
SF映画に登場する定番技術といえばクローンです。
もっとも、クローン技術に関しては人類も研究を進めており、完成にかなり近づいています。
まず、1891年にウニの胚分割により、初めて人工的な動物個体のクローン化に成功。
その後、カエルのクローン化にも成功し、1996年に羊、1997年にマウス、1998年には牛でも成功しています。
さらに技術は進化し、現在ではイヌ、ネコ、ウマ、ヤギ、ウサギ、ブタ、ラット、ラクダ、サルなどの哺乳類でクローン化の成功例が報告されています。
倫理的な問題から人間のクローン化には反対の声が挙がっていますが、技術としての完成はそう遠くはないでしょう。
映画エイリアンに登場したクローン
*出典:Amazon
クローンが登場する映画は沢山あります。
その一つが映画エイリアン4。
なんと、前作で死んだはずの主人公がクローンとして再登場するのです。
その他、映画バイオハザードシリーズでも主人公のクローンが登場します。
<スポンサーリンク>
宇宙人の技術5:遺伝子操作
遺伝子操作はすでにかなり研究が進んでいます。
遺伝子組み換えによってできた作物が食用として出回っていますし、中国には人間の子供の先天的疾患を防ぐために遺伝子操作を行った事例があります。
現代の人類でもある程度可能なのですから、地球に来るほどの技術を持った宇宙人ならもっと高度な遺伝子操作ができるはず。
このことから私は、「ヒトは宇宙人によって類人猿から作られた」と考えています。
これを示す根拠は次の通り。
- ミッシングリンクがある
- ヒトは体毛を失った
- 人類だけが言語を習得している
- 脳のビッグバンが起こっている
- RH-の血液型の起源が分からない
ミッシングリンクとは、生物が進化する過程において、現在と過去を繋ぐ証拠がないことをいいます。
通説では、ヒトが類人猿から分岐したのは今から500〜600万年前。
しかし、類人猿とヒトとの中間に位置する生物の骨は見つかっておらず、科学者は未だにこの謎を解明できていません。
また、直近の20万年の間に、人間の脳が急速に発達した時期があることが分かっていますが、なぜここまで急速に進化したのかも未解明。
その他、地球上の生物で人間だけが言語を習得していることや、体毛を失ったせいで紫外線に弱くなったこと、RH-の血液型の起源が分からないこと等も不自然です。
一方、宇宙人による連れ去り・誘拐事件は後を絶たず、被害者の多くが「人体実験を受けたようだ」と証言しています。
このように、ヒトが宇宙人による遺伝子操作から生まれたと考える根拠は沢山あるのです。
映画スピーシーズに登場した遺伝子操作
*出典:Amazon
映画スピーシーズでは、宇宙人から送られてきた遺伝子コードがきっかけで事件がおきます。
遺伝子操作によって生み出された女性は、見た目は普通でも中身は宇宙人そのもの。
種の保存を最優先に、無慈悲に殺戮を繰り返していきます。
この映画が実話だとする噂はありませんが、技術としては不可能ではないでしょう。
ちなみに、メソポタミア文明で創造主と崇められているアヌンナキという神には、「自らの血と土から人間を作り出した」という伝説があります。
すでに地上にいた人間と交流したのではなく、アヌンナキが作り出したわけですから、この神は遺伝子操作ができる宇宙人だったのかもしれません。
宇宙人の技術6:反重力
近年、米軍が「説明がつかない飛行物体」としていくつかの動画を公開しました。
また、「UFOと遭遇した」という戦闘機のパイロットが証言もしています。
これらから分かるUFOの特徴は次の通り。
- 音がしない
- ジェット噴射がない
- 急加速、急停止、急な方向転換が可能
- 戦闘機よりも速い
いずれもジェット機には無理な芸当であり、まったく別の推進装置を備えた飛行物体だと考えられます。
そして、このまったく別の推進装置としてもっとも可能性が高いのが反重力です。
例えば、古代インドの叙事詩にはヴィマーナという航空機が登場しますが、そこには「電子の力で重力を断ち切って飛ぶ」と書かれています。
また、ナチスは第二次世界大戦末期にハウニブー型と呼ばれる航空機を研究していました。
ハウニブーは円盤型をしており8人乗り。
機体下部に二つの球がついており、そこから発せられるプラスとマイナスのイオンが機体上部へと向かうことで浮力を得ていたそうです。
ナチスは墜落した宇宙人のUFOを回収したとも言われており、完全ではないにしろ、ある程度まではリバースエンジニアリングできていたのではないでしょうか。
ドラマXファイルに登場した反重力
*出典:Amazon
大ヒットドラマXファイルの新シリーズでは、主人公が反重力で飛ぶ航空機を見せられます。
これを作ったのは人間で、「どういう技術なんだ」という主人公からの問いに、「技術自体は以前からあった」と答えます。
これはナチスが作ったハウニブー型を暗に示していると思われ、ドイツの敗戦後、アメリカがその研究を引き継いだのでしょう。
事実、第二次世界大戦後に、多くのドイツ人科学者がアメリカに亡命していますから、ハウニブー型の技術がアメリカにわたったとしても不思議ではありません。
また、アメリカに亡命した科学者の中には、後にNASAで働くことになるフォン・ブラウンもいました。
彼は月面着陸を果たしたアポロ計画の中心人物。
その時点ですでに宇宙ステーションや火星着陸のアイデアまで持っていました。
晩年、「なぜそんな発想ができるのか?」と問われたフォン・ブラウンは、「宇宙人の力を借りている」と冗談交じりに答えたそうですが、案外事実だったのかもしれません。
まとめ
この記事では、映画やドラマにも登場する宇宙人・UFOの技術を紹介しました。
あくまでも娯楽として視聴している人がほとんどですが、そこに登場する技術は綿密な取材の末に描かれたもの。
本物の宇宙人がすでに完成させている技術なのかもしれません。
なお、宇宙人・UFOが登場するおすすめの映画に関しては、下の記事をご覧ください。
コメント