旧約聖書にあるノアの方舟のあらすじ!大洪水を起こした神は宇宙人?

ノアの方舟 旧約聖書

旧約聖書の『創世記』には、神のお告げを聞いたノアが方舟を造って大洪水を生き延びたという話があります。

にわかには信じ難い話ですが、かつて地球上で大洪水が起こったことはほぼ間違いないとされています。

そこでこの記事では、ノアの方舟のあらすじを紹介しつつ、実際には何があったのかを考えていきます。

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旧約聖書の創世記にあるノアの方舟のあらすじ

はるか昔、神は地上を守るために、見張りの者として天使を遣わしました。

この天使達のことを堕天使といいます。

堕天使は人間と共に暮らしていましたが、やがて堕落した生活を送るようになります。

特に神を失望させたのが、堕天使が人間の女性とセックスをし、子供をもうけたこと。

その子供はいずれも巨人で、後にネフィリムと呼ばれるようになります。

また、地上では争いが絶えませんでした。

こうした状況に怒った神は、大洪水を起こして地上の生物を一掃することを決めたのです。

神は大洪水が起こることをノアに告げた

ノアの方舟

大洪水を起こすことを決めた神ですが、「正しい人」のことは救おうと考えます。

この「正しい人」というのがノア(当時500~600歳)です。

神は大洪水が起こることをノアに告げ、方舟を作って備えるように言います。

また、方舟には世界中の動植物のオスとメスをつがいで乗せるようにとも言いました。

「正しい人」であったノアとその家族はこのお告げを信じ、言われた通りに実行します。

すると本当に大雨が降りだし、大洪水が起こったのです。

大洪水後、ノアはトルコのアララト山に流れ着いた

トルコのアララト山

大洪水は地上に生きていたものを滅ぼしました。

大洪水から40日目、ノアは世界の様子を知るために鳩を飛ばします。

しかし鳩にはとまる場所がなく、すぐに戻ってきてしまいました。

それから7日後、ノアは再び鳩を飛ばします。

すると今度は、オリーブの葉を加えて戻ってきました。

さらに7日後、ノアが三度鳩を飛ばすと、その鳩はもう戻ってきませんでした。

こうしてノアは水が引き始めたことを知ったのです。

その後、方舟はトルコ・アララト山の山頂に漂着しました。

この時、ノアは601歳。

大洪水を生き延びた彼は、家族や動物と共に、アララト山から文明の再構築を行っていったと言われています。

ノアの方舟が実話である証拠

ノアの方舟のあらすじは前述した通り。

大洪水が起きたことは世界中の動物をつがいで方舟に乗せたこと、ノアが600歳以上生きたことなど、信じ難い内容が多々含まれています。

しかしながら私は、ノアの方舟が実話(または極めて実話に近い伝説)だと考えています。

それは次のような証拠があるからです。

  • 洪水伝説は世界中の文明、部族に伝わっている
  • どれも同じようなあらすじになっている
  • アララト山の近くにはギョベクリテペ遺跡がある

洪水伝説は世界中の文明、部族に伝わっている

大洪水

大洪水によって大量絶滅が起こったという話は、旧約聖書だけでなく様々な文明、部族、地域で語り継がれています。

<洪水伝説がある文明、部族、地域>

  • 中東(シュメール、バビロニア、アッカド等)
  • 欧州(ギリシヤ、ゲルマン、アイルランド等)
  • 南米(アステカ、インカ、マヤ)
  • 北米(ホピ等)
  • アジア(インド、インドネシア、台湾等)
  • ポリネシア(タヒチ、ニュージーランド等)
  • アフリカ(マンジャ)

ご覧の通り、洪水伝説はほぼ世界中にあります

それに対して、大噴火や干ばつ、伝染病等で大量絶滅が起こったとする伝説は稀。

このことから、世界規模の大洪水が起こったと考えられるのです。

どれも同じようなあらすじになっている

洪水伝説に関しては、世界中に伝わっているだけでなく、そのあらすじが似ているという特徴もあります。

たとえばメソポタミア文明のギルガメシュ叙事詩のあらすじをみると・・・

  • 神が怒った
  • 神は一人の男に大洪水が起こることを警告した
  • 男は船を造った
  • 男は家族と動物を乗船させた
  • 男は洪水の具合を確かめるために3羽の鳥を放った
  • 洪水が引き始めると、船はニシル山の頂上に漂着した

漂着した山の名前こそ違いますが、あらすじは旧約聖書とまったく同じ

ここまでではないにせよ、他の文明、部族、地域に伝わる洪水伝説もあらすじはだいたい同じです。

誰かが作った架空の物語が世界中に広まっていった可能性もゼロではありませんが・・・

古代には通信手段もろくな移動手段もなかったわけですから、世界中の人が大洪水を体験し、そのことを語り継いだとするのが妥当です。

アララト山の近くにはギョベクリテペ遺跡がある

ギョベクリテペ

ノアの方舟が漂着したとされるトルコ・アララト山の近くには、ギョベクリテペという遺跡があります。

ギョベクリテペ遺跡には動物が彫られた複数の石柱がありますが、それにはこの地方に生息していないはずの動物も含まれています。

しかも、最新の地質調査によると、ギョベクリテペが造られたのは1万年以上前とのこと。

これらのことから、アララト山に漂着したノアとその家族が動物を放ち、この地域で文明の再構築を行ったという仮説が成り立つのです。

ちなみに、ギョベクリテペの石柱には空から降りてくる複数の蛇も描かれています。

専門家によると、これらの蛇は隕石の衝突があったことを暗示しているのだとか。

つまり、大洪水のきっかけは隕石の衝突だと考えられるのです。

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ノアの方舟の物語はいつの時代のこと?

ノアの方舟の物語について、旧約聖書には詳しい年代が書かれていません。

しかし私は、およそ1万2千年程前の出来事だと考えています。

その根拠は次の通りです。

ギョベクリテペが造られた年代

ギョベクリテペ遺跡の石柱には、サソリや射手座を模したと思われるハゲタカ等の動物が彫られているものがあります。(石柱No.43)

エディンバラ大学のマーティン・スウェットマン博士は、「この石柱は遺跡建設当時に見えた星座の位置を表したものだ」と指摘。

サソリ=さそり座、ハゲタカ=射手座と仮定してその位置関係と同じように星座がみえた年代を割り出したところ、1万2千2百年±600年の頃と分かったそうです。

ギョベクリテペ遺跡を造ったのがノア又はその子孫であるなら、大洪水が起きたのはその少し前ということになるでしょう。

地層

黒い灰の層

近年の調査により、北米からヨーロッパの広い範囲で、1万3千~1万2千年ほど前の地層に黒い灰の層(ユッセル層)がある事が確認されました。

この黒い灰は大量の動植物が燃えることによってできるもの。

また、この黒い灰の層からは主に隕石に含まれるイリジウムが検出されています。

以上から推測できるのは、1万3千~1万2千年に隕石の衝突があり、北半球で大規模な火災が起きたということ。

この時期は最終氷河期が終わった頃と一致しています。

つまり、隕石の衝突により北半球の氷が溶かされた結果、大洪水が起きたと考えられるのです。

ちなみに、衝突した隕石のサイズによっては地軸のズレが起きることもあります。

地軸の急激なズレは気候変動も起こしますから、世界規模で壊滅的な被害が出たことでしょう。

ノアの方舟の真実!神は宇宙人だった?

堕天使

旧約聖書によると、大洪水は怒った神が意図的に引き起こしたもの。

私はこの神について宇宙人だったと考えています。

というのも、旧約聖書を読むと人間以外の知的生命体が存在していたように思えてくるから。

その典型的な例が堕天使です。

あらすじでご紹介した通り、神は見張りの者として堕天使を地上に遣わします。

神を失望させたのは、この堕天使達が堕落して人間の女性とセックスをし、子供(巨人)をもうけたから。

この旧約聖書の記述通りなら、堕天使達には肉体があり、生殖器官が人間と似ていたことになります。

天使といえば一般的に霊的なものとして解釈されますが、それとは違うのは明らか。

となれば、堕天使とそれを遣わした神は宇宙人だったのではないでしょうか。

ちなみに、マルタ島やサルデーニャ島をはじめとして、世界中で体長2.5~3mほどの骨が多数見つかっており、堕天使の子供が巨人だったという旧約聖書の話には信ぴょう性があります。

ノアの曾祖父エノクは宇宙へ行った

エノク

旧約聖書の外典であるエノク書によると、ノアの曾祖父であるエノクは見張りの者(大天使ミカエル)によって炎の二輪馬車に乗せられて天に昇ったとのこと。

天には透明な部屋があり、透明の光で照らされていたと書かれています。

その後エノクは地上に戻ったわけですが・・・

神や堕天使が宇宙人だったとすれば、エノクを天(宇宙)に連れていくことも可能だったはず。

エノク書にある透明な部屋とはUFOだったのではないでしょうか。

ちなみに、エノク書によると、見張りの者とされる堕天使は200人おり、天文学や科学を人類に教えたとされています。

私は、大洪水以前の地上には超古代文明がいくつも存在したと考えていますが、それには地球に降り立った堕天使、つまり宇宙人が関わっていたのでしょう。

ノアの方舟は宇宙船だったかもしれない

ネットフリックスで公開されたアニメ「スプリガン」では、ノアの方舟は超古代文明が造ったテラフォーミング用の宇宙船という設定になっています。

大胆な発想ですが、あながち間違いとも言い切れません。

前述した通り、エノクは宇宙に行っていますし、宇宙人の一部(堕天使)は地上にいました。

その知識や技術を使って宇宙船が建造されたこともあるかもしれません。

また、ノアは動植物のつがいを集めて方舟に乗せたとされますが、現実的に解釈すれば方舟の中にそんなスペースを確保するのは不可能。

考えられるとしたら、種子や精液、体毛などを集めて遺伝子情報を保護する方法です。

この場合、動物に関しては遺伝子から個体を生み出す技術が必要。

そう考えると、アニメ「スプリガン」で描かれるように、方舟には現代と同等かそれ以上の技術が備わっていたのかもしれません。

神(宇宙人)はモーセの十戒にも関係している

モーセ

旧約聖書においてノアの方舟の物語と並んで興味深いのが、モーセの十戒で知られる出エジプト記です。

モーセは神のお告げを聞いてユダヤ人をエジプトから脱出させるわけですが、その神は「かつてノアを大洪水から救った」と語っています。

つまり、ノアとモーセにお告げをした神は同じ存在だということ。

出エジプト記にも現代科学では説明がつかないようなエピソードが沢山盛り込まれており、そのことからも神=宇宙人だと分かります。

なお、モーセの十戒の物語については下の記事をご覧ください。

旧約聖書に出てくるモーセの十戒の石版とアーク(聖櫃)とは宇宙人のハイテク装置?

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ノアの方舟の物語は映画にもなった

ノアの方舟の物語は映画にもなっています。

原題:Noah

邦題:ノア 約束の舟

監督:ダーレン・アロノフスキー

脚本:ダーレン・アロノフスキー、アリ・ハンデル

主演:ラッセル・クロウ

公開:2014年

アンソニー・ホプキンスやエマ・ワトソンが脇を固めるなど、かなり力の入った作品。

旧約聖書の一つの解釈として興味深い作品だと私は感じましたが・・・

ラジー賞(その年の最低だった映画を決める皮肉的な賞)に4部門もノミネートされるなど、評価は散々。

堕天使を肉体のある者として描いたことで、保守的な考え方の人々に嫌われてしまったのかもしれません。

まとめ

この記事では、ノアの方舟のあらすじと実話である証拠、そして私なりの解釈をご紹介しました。

旧約聖書の記述を空想上の物語と考える人が多いようですが、それは現代の科学や技術では有り得ないようなことが書かれているから。

古代において宇宙人が関与していたと考えれば、旧約聖書の記述は一気に現実味を帯びてきます。

わざわざ空想の物語を書き記す必要があったのか?

書き記すべきは人類の歴史ではないのか?

だとすると、旧約聖書の記述はすべて事実かもしれない。

このような視点から古代史について考え直す必要があるかもしれません。

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