2023年5月11日4時16分、千葉県房総半島南部を震源とするM5.2(速報値はM5.4)・最大震度5強の地震が発生しました。(津波の心配なし)
当記事作成時点(5月11日午前7時)ではケガ人の情報も出始めています。
この記事では、その速報をご紹介します。
なお、千葉県では前日10日午前中に、北西部の東京湾岸近くのエリアでM4.1が起きており、4月21日に起こった異臭騒ぎと関連があるかもしれません。
<スポンサーリンク>
千葉県南部でM5.2・最大震度5強の地震が発生
*出典:朝日新聞デジタル
5月11日に発生した地震は、千葉県房総半島南部の内陸が震源。
地震の規模はM5.2(速報値はM5.4)で、震源の深さは約40キロ、南部木更津市で最大震度5強となりました。
東京都心から横浜中心部の広い範囲で震度4となっており、震源付近のJR線は運転再開の見通しがたっていません。
また、木更津市では瓦や窓ガラス落下、酒店での商品落下破損などの被害報告があり、こうした報告は時間の経過と共に増えると予想されます。
なお、東京大学地震研究所の平田直教授によると、「今回の地震は南関東で時々発生する地震の一つで、石川能登地方で起きた震度6強や首都直下地震とは関連しない」とのことです。(TBS速報)
前日の地震と4月21日の異臭騒ぎについて
千葉県では前日10日の午前中にもM4.1の地震が発生しています。
前日の地震の震源は千葉北西部の東京湾岸近くであり、このエリアは「地震の巣」とも言われている場所。
大きさ地震が発生しやすい地域なだけに、前兆現象はしっかり確認しておきたいところです。
これに関して筆者は、4月21日に東京湾岸の千葉・東京で発生した異臭騒ぎが前兆現象だったと考えています。
千葉県浦安市や都内で「硫黄くさい」と通報が相次いだのですが、一連の地震の震源は異臭騒ぎがあったエリアの近くなのです。
異臭が前兆現象となっている場合は、短期と長期の両方で地震を警戒しなければなりません。
そもそも、5月11日の震度5強が最大規模である保証はなく、千葉県を中心により一層の警戒が必要だと考えます。
まとめ
この記事では、5月11日に千葉県で発生した地震の速報と、異臭騒ぎとの関連性をご紹介しました。
千葉県では5月10日にも地震が発生。
同エリアで3週間前に異臭騒ぎがあったことを考えると、今後しばらくは千葉県を中心に大きな地震を警戒すべきでしょう。
(なお、MEGA地震発生に備えた防災グッズ関連はコチラでご紹介しています。)
●作成者:原 経厳
・・・元番組制作ディレクタープロデューサー、長年にわたり地震前兆関連の調査・取材等を続けつつ、現在はフリーで映像コンテンツ制作プロデュース、短編映画製作プロデュース等に携わる。
●構成・編集Support:原 洋
・・・フリーライター
コメント