【MEGA地震の前兆と予測!】阪神淡路大震災①  特徴と教訓

阪神淡路大震災

阪神淡路大震災の前には様々な前兆現象が目撃されています。

それらのなかには非常に珍しく、一般的にあまり知られていないものも。

しかし、今後発生が予測されているMEGA地震においても同様の前兆現象が出る可能性があり、詳しく知っておく必要があります。

そこで今回は、阪神淡路大震災で目撃された特徴的な前兆現象と教訓をご紹介します。

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阪神淡路大震災の教訓を生かして被害を最小限に

阪神淡路大震災では複数の前兆現象が現れていたにも関わらず、それを真剣に受け止める人があまりにも少なく、結果として甚大な被害が出てしまいました。

まさに未曾有の大災害だったわけですが、前兆現象らしきものを目撃した被災者にインタビューすると、その大半が「次にみたら十分な警戒を呼びかける」と答えます。

これこそが阪神淡路大震災からの教訓であり、現在を生きる我々はどんな前兆現象があったのかを知っておくべき。

他のMEGA地震でも目撃されている一般的な前兆現象はもちろんのこと、阪神淡路大震災で目撃された特徴的な前兆現象にも目を向けた方が良いのは間違いありません。

阪神淡路大震災の特徴1 竜巻雲の出現

MEGA地震の前によく目撃されるのが『地震雲』。

直線帯状でなおかつ長時間形が崩れないものが地震雲の典型例です。

ただし、珍しいケースとして別の形状の地震雲が発生することも。

阪神淡路大震災では上の画像のように、直線帯状の地震雲の手前に竜巻雲が目撃されているのです。

この写真は阪神淡路大震災発生の8日前に撮影されたものですが、前日にも同様の竜巻雲が目撃されています。

この8日前の竜巻雲に関して、公的研究機関である工業技術院機械技術研究所(現、産業技術総合研究所)は「この竜巻雲は通常の気象では考えられない」と述べています。

つまり通常の条件下では発生しえない雲であり、それが阪神淡路大震災の発生前に出現しているわけですから、MEGA地震の前にだけ発生する特別な地震雲であったと考えるのが妥当でしょう。

竜巻雲の出現から得られた教訓

阪神淡路大震災の発生前に現れた竜巻雲。

実は関東大震災と福岡西方沖地震の前にも現れてたという記録があります。

いずれも記録的なMEGA地震。

前述の阪神淡路大震災と合わせて考えると、竜巻雲が前兆現象として現れるときは非常に大きな地震が起きる、という教訓がみえてくるのです。



阪神淡路大震災の特徴2 家電製品の故障

阪神淡路大震災では数日前からエアコンやTVのリモコンが効かなくなり、電池交換しても改善されないというケースが多発。

ある電気店スタッフの証言では、故障の修理依頼が通常の10倍に増えたといいます。

また、「TVやラジオの電源が勝手に入る」「いきなり音量が上がる」「電波時計が狂う」「時計の秒針が早回りする」などの異常が続出しました。

こうした異常は震災後に全て正常に戻っており、前兆現象だったのは明らか。

また、東日本大震災の前には車のリモートキーが不具合を起こしたそうです。

家電製品の故障から得られた教訓

前述のような電化製品の異常は、地震前に地中から出る強い電磁波が原因だと考えられています。

このことから得られる教訓は、電化製品の異常が多数確認された時はMEGA地震が迫っているということ。

竜巻雲と同様にレアな前兆現象ですが、そのこと自体が事の重大さを物語っているのです。

まとめ

阪神淡路大震災の特徴を振り返ると、教訓となる前兆現象がいくつもあります。

なかでも竜巻雲や家電製品の故障はレアな前兆現象。

阪神淡路大震災が大きな災害を招いたMEGA地震だったことを考えると、こうしたレアな前兆現象が目撃されたら同程度の地震発生が懸念されます

これは阪神淡路大震災から得られた教訓の一つであり、今後の防災行動に役立てるべきでしょう。

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●作成者:原 経厳

・・・元番組制作ディレクタープロデューサー、長年にわたり地震前兆関連の調査・取材等を続けつつ、現在はフリーで映像コンテンツ制作プロデュース、短編映画製作プロデュース等に携わる。

●構成・編集Support:原 洋

・・・フリーライター



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