【MEGA地震の前兆と予測!】 動物の異常行動⑬ 猫の反応と避難行動

動物の異常行動

MEGA地震の被害に遭った人達からは、「猫が避難行動をとった」「妙な反応をしていた」などの証言が多数あがっています。

こうした証言から、猫には地震を予知する能力があると思われ、日頃からその行動を観察することは減災に繋がります。

そこで今回は、地震を予知した猫がみせる避難行動やその他の反応をご紹介すると共に、「なぜ猫が地震を予知できるのか」という点を解説していきます。

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MEGA地震を予知した猫は避難行動をとる!

地震を予知して避難行動をとる猫のイメージ画像

日本愛玩動物協会が行った聴き取りでは、阪神淡路大震災の2~3日前から直前にかけて「猫に異常があった」と回答した人は46.7%もいたそうです。

そんな猫の異常の典型的なものが避難行動です。

<中越地震・2004年>

地震の前、飼い猫がソワソワし落ち着きがなく、すると地震の少し前にいなくなり、地震が落ち着いたら帰ってきた。その後も大きな余震で同じことを繰り返していた。(新潟県旧三島町住民の証言)

*引用:『巨大地震と地震雲』週刊現代特別取材班編

飼い猫が姿を消す、いわゆる脱走はよくある話です。

しかし上の証言には、「地震の前にいなくなり落ち着いたら戻るという行動を繰り返した」とあります。

猫の脱走・帰還と地震のタイミングが偶然に何度も重なるとは考え難いため、これは避難行動だったと思われます。

また、地震を予知した猫は集団で避難行動をとる傾向があります。

<阪神淡路大震災・1995年>

(地震の約1時間半前)午前4時頃に外から聞いたことがないような猫の声がきこえた。飼っている母猫と娘猫2匹は耳をたて目をくりくり動かし、母猫は娘猫2匹を連れてバタバタと出ていくと、屋根上でさらに何匹かと合流した気配があってどこかへ消えた。・・・地震後3日くらいして3匹帰ってきた。(兵庫県明石市・女性)

*引用:『前兆証言1519』弘原海清編著

<阪神淡路大震災・1995年>

マンションで飼い猫1匹と外のダンボール箱にノラ猫2匹がいて、地震前夜に飼い猫が落ち着きなく鳴いており、(地震の4時間前)午前1時半頃も鳴き続け外へ出た。ダンボールで寝ているはずのノラ猫2匹もいなかった・・・ 地震後夕方になってノラ猫2匹が戻り、飼い猫は午後8時頃ドロドロになって帰ってきた。(兵庫県芦屋市・男性)

*引用:『動物は警告する!』弘原海清著

<福岡西方沖地震・2005年>

地震直前に毎日見かけた島の猫が一斉に姿を消し・・・気味悪いくらいいなくなったが地震後はまた見かけるようになった。(震源近く玄海島住民の話)

*引用:『巨大地震と地震雲』週刊現代特別取材班編

母猫が子猫を連れていなくなるならまだしも、島の猫が一斉に姿を消したというのは不可思議です。

本来猫は単独行動をする動物なので、島内の猫達が同じ行動をとるのはかなりの異常事態。

それが地震直前だったことを考えると、地震を予知した猫による前兆現象だったと考えるのが無難でしょう。

猫が避難行動をとるのは電磁波に反応するから⁉

電磁波に反応して異常行動をとる猫のイメージ画像

近年の研究により、地震の発生前には地中から強い電磁波が出ることが分かりました。

同時に、動物は電磁波を感知すると異常行動をとることも分かってきました。

この点に関して先駆的研究者だった故・池谷元伺大阪大学名誉教授は、中国地震局で様々な検証を行い、次の様に報告しています。

電気刺激が出る布を敷いた実験で、猫は3V足らずのわずかな電圧で、毛を立て尾を振り必死で顔を洗い、布から離れた。

*引用:『地震の前、なぜ動物は騒ぐのか』池谷元伺著

上の実験からは、猫が逃げようとしていたことが伺えます。

この避難行動の原因に関して池谷教授は、「体毛が静電気を感じて末梢神経が刺激された結果、恐怖・不安を感じてパニックになった」と分析しています。

これに関して、「地震前兆に伴う動物の異常行動」を研究している麻布大学の太田光明教授(獣医学部動物応用科学科)も同様の見解を持っています。

太田教授は大学の研究室で犬や猫を飼い、これらの動物が電磁波にどう反応するかを調べました。

すると、10頭に1頭は人工的に発生させた電磁波に反応を示したとのこと。

また、「実際に地震が近づくと普段は絶対にしないようなことをするのです。吠えたり、落ち着かない様子でうろうろする」とも述べています。

地震直前の猫の避難行動は超音波が関係している?!

猫は人間が揺れを感じる数秒~数十秒前に地震発生を感知できます。

これは猫に人間が聞き取ることのできない超音波を感知できる聴覚が備わっているから。

地震では揺れるよりも先に初期微動(P波)が起こります。

このP波によって空気がわずかに振動し、人間には聞こえない音が発生。

しかし、猫にはしっかり聞こえているため、人間よりも先に避難行動をとることができるのです。

避難行動以外の猫の反応

奇声をあげる猫

わずかな刺激の電磁波でも不安やパニックを起こす・・・

それを示すかのように、猫はMEGA地震の前に様々な反応を見せます。

<いっぱいの涙>

阪神淡路大震災の10日程前、飼い猫3匹のうち一番大きな猫が、目ヤニはないのにいっぱい涙を浮かべ、次に一番小さい猫が同じく涙を浮かべた・・・(兵庫県三木市・男性)

*引用:『動物は警告する!』弘原海清著

<かみつき騒ぎ異様な鳴き声>

阪神淡路大震災の前夜に限って、猫が私の布団に入り、触ろうとした途端に手にかみついた。怒って布団外に出すと夜中じゅう騒ぎ、地震の約15分前、私の耳元に鼻をつけて異様な鳴き声をあげた(大阪府交野市・女性)

*引用:『動物は警告する!』弘原海清著

<プシューと音が出て毛が針に>

福島県沖地震(2021年2月)の10分前位、猫が「プシュー!」と異常音を発し、全身の毛が針ネズミのように逆立ち、尻尾が直立した。他の地震でも同じことが起きるので予測出来る (埼玉県在住者の証言)

*筆者取材

<異常に鳴き、空を見つめて駆け回る>

阪神淡路大震災の2週前からメス猫3歳が夜明け前異常に鳴き、部屋中を走り回り、時折ベランダに出て空を見ていた。特に3日前くらいからは毎日で、地震当日3時くらいから直前まで走り回り鳴いた。(兵庫県西宮市・男性)

*引用:『前兆証言1519』弘原海清編著

<側溝から続々10匹出現>

阪神淡路大震災の前夜10時頃帰宅し家の前に駐車すると、猫が1匹溝の戸板より出て、脅えたように車の前で立ち止まり動こうとしない、ライトや警笛でやっと動いたが、同時に同じ戸板下に隠れていた猫が10匹程連なって出てきた・・・数年来こんなことは初めて。(兵庫県西宮市・男性)

*引用:『前兆証言1519』弘原海清編著

<次々に穴を掘る>

阪神淡路大震災の1週前からノラ猫がベランダに上がり植木鉢の土に穴を掘るので、色んな物で防いだが、次々と穴を堀った。(兵庫県明石市・女性)

*引用:『動物は警告する!』弘原海清著

上記はいずれも大変珍しい行動。

「空を見つめて駆け回る」「穴を掘る」などは、もしかしたらその猫なりの避難行動だったのかもしれません。

まとめ

今回はMEGA地震の前に見られる猫の反応と避難行動について、過去の目撃証言を中心にご紹介しました。

全ての猫が避難や異常行動をとるわけではありませんが、ふだん平穏な猫でも将来のある日突然反応する可能性があります。

筆者はそれが地震の前兆現象だと考えており、そのような様子を見かけた時は防災行動をとるようにしてください。

(なお、MEGA地震発生に備えた防災グッズ関連はコチラでご紹介しています。)

●作成者:原 経厳

・・・元番組制作ディレクタープロデューサー、長年にわたり地震前兆関連の調査・取材等を続けつつ、現在はフリーで映像コンテンツ制作プロデュース、短編映画製作プロデュース等に携わる。

●構成・編集Support:原 洋

・・・フリーライター



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