【MEGA地震の前兆と予測!】異臭① 福岡の硫黄臭と過去の事例

異臭

2022年12月21日朝、福岡で異臭騒ぎが発生し、福岡市中心部だけでなく久留米市や隣接する佐賀県鳥栖市など南北の広範囲で硫黄臭の通報が相次ぎました。

大気観測の結果、通常の20倍もの二酸化硫黄が検出されたとのこと。

過去には異臭後にMEGA地震が発生した事例もあり、しばらくの間警戒が必要です。

そこで今回は、異臭と地震の関係についてご紹介していきます。

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福岡異臭騒ぎ!念のため地震に用心か!?

福岡県内で硫黄臭の通報相次ぐ 二酸化硫黄濃度、平常時の数十倍に(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

温泉や火山で硫黄のにおいがすることはよく知られています。

また、何らかの事故で硫黄が漏れ出すこともあるでしょう。

しかし、福岡市から数十キロ離れた久留米市でも硫黄臭がしたとなると、温泉や局地的な事故が原因とは考えられません

実際、気象台は「気象や、近隣の火山の活動に特段の変化はなく、要因は分からない」と述べており、通報から約20時間経っても異臭の原因は不明のまま。

当記事を作成している時点(2022年12月22日午前4時)では何も起きていませんが、しばらくは地震に用心すべきと感じています。

なぜならば、異臭のあとにMEGA地震が発生した事例があるから。

異臭騒ぎのすべてが地震によるものではありませんが、硫黄臭であることと原因不明であることは見過ごせない点です。



福岡異臭騒ぎの続報1(2022年12月25日時点)

*引用:朝日新聞デジタル

不可解な硫黄臭で「地震の前兆では?」と取り沙汰された福岡ですが、2022年12月25日19時時点では地震は発生していません

もっとも、関連性は不明ながら、異臭騒ぎの翌日となる2022年12月22日に熊本県と長崎県で地震が発生

10時26分に熊本県で震度1、10時43分に長崎県で震度2と立て続けに発生したことは不気味でもあります。

なお、福岡県の異臭騒ぎについては、九州大学の教授が「鹿児島にある桜島から発せられた火山性のガスが気流によって福岡まで運ばれてきた」という説を唱えています。

福岡異臭騒ぎの続報2(2022年12月29日時点)

長崎県で最大震度1の地震 長崎県・長崎市(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
29日午前4時11分ごろ、長崎県で最大震度1を観測する地震がありました。 気象庁によりますと、震源地は橘湾で、震源の深さはおよそ10km、地震の規模を示すマグニチュードは3.1と推定されます。

12月29日午前4時11分ごろ、長崎県で最大震度1を観測する地震が発生

震源の深さはおよそ10km、地震の規模を示すマグニチュードは3.1とのことです。

長崎県では12月25日にも地震が発生していますが、実は長崎県は地震が少ないことで有名

地理的に近い福岡県で異臭騒ぎがあった後に、本来地震が少ない長崎県で連続して地震が発生しているわけで、もうしばらく警戒が必要かもしれません。

熊本地震発生前の異臭

MEGA地震の前に異臭がした例として、熊本地震があげられます。

2016年4月14日の夜、最初の激震・震度7が襲ってきますが、実はこの日の昼間、震源から約10キロ離れた熊本市中心街では、今までになかったような異臭が発生していました。

以前筆者が行なった聞き取り調査では次のような証言があります。

<異臭 熊本地震 熊本市・主婦の証言要約> あの地震は夜に来たが、その日の昼間は下通り周辺(中心街)に買い物に出ていた。 すると、今までにおったことがないような気持ち悪い異臭が出ていて、それは硫黄に下水と生臭さが混ざったような異臭だった。 こんな街中で、今までそんな事は1度もなかった。 知人も同じように、街に出た時に臭かったと言っており、地震が起きたあとで、「あの異臭は、何か関係あるんじゃないか」と話していた。 あれ以来、同じような異臭を街で感じたことはないが、次にまたあの異臭がしたら、地震を気にかけようと思っている。

また、ネット上では2週間前からすでに異臭がしていたことがうかがえる証言もあります。

自分は熊本地震被災者ですが、地震の2週間程前から大気に硫黄臭、水道水(熊本は地下水です)からも硫黄臭と苦味が感じられました。ある時は飲めなかった程です。

【前兆現象】みなさんからの投稿~地震の匂いについて「熊本地震の2週間程前から……」&不思議な体験~(7月8日)[No.0042]
地震の匂いについて&不思議な体験(7月8日) 投稿者:ゴールデンいんこさん 投稿 ...

この証言によると、地下水からも硫黄臭と苦みが感じられたのだとか。

つまり、硫黄臭は地中から発せられていたことになり、地震の前兆だった可能性が高いのです。

阪神淡路大震災・発生前の異臭

地震の前に異臭が発生する現象は熊本の例だけでなく、阪神淡路大震災の発生前にも明確に証言が残っています。

<異臭 阪神淡路大震災 兵庫県宝塚市・住民の証言>

地震前日の夜8時頃、 食堂からドアをあけて隣の居間に入ったところ、非常にくさいガスのにおいを感じました。 便所からか?と思い調べましたが、ここからのにおいではありません・・・ 家内もにおいを認め、食堂の反対側のドアを開け、 家の外側を調べましたが、外部から匂ってきた形跡はありません。 居間の床下から匂ってきたとしか思えません。 においの発生源を調べているうち、消えてしまいました・・・ ガスのにおいは汲み取り式便所からにおってくるようなにおいと、漬物のにおいが混ぜ合わさったような(硫化水素?の)においでした。

*引用:『前兆証言1519』 弘原海清編著

<異臭 阪神淡路大震災 神戸市灘区・主婦の証言>

地震の2日前・1月15日に我が家の風呂場が異常にくさく感じられた。 何か汚水のようなにおいで、普段こうしたことがないために、地震による地下構造の変化で、 汚水が逆流現象を起こしているのではと考えております・・・

*引用:『前兆証言1519』 弘原海清編著

二酸化硫黄は硫黄臭だけでなく、下水や汚物が腐ったようなにおいにも感じるため、阪神淡路大震災でも地中から硫黄が出ていた可能性があります。

福岡の硫黄臭は阪神淡路大震災のそれと類似点が多く、今後数日の間は要注意といえるでしょう。



横浜・横須賀の事例は関連性があいまい

異臭が地震の前兆となり得ることはご紹介した通りですが、非常にあいまいな場合もあります。

その典型的なパターンが横浜・横須賀で発生した異臭騒ぎです。

2020年6月、横須賀で異臭騒ぎが発生

この時は一回だけでしたが、10月に入るとこんどは横浜で「異臭がする」という通報が相次ぐようになりました。

そして10月7日には、千葉北西部地震(M6.0・50人負傷)が発生しているのです。

もっとも、この時の異臭は、熊本地震や阪神淡路大震災発生とは違うにおいであり、成分調査結果もそのことを示していました。

●住民インタビューでは「ゴムの焼けたニオイ」「ガスもれのようなニオイ」等が多く、下水や硫黄くさいといったものではなかった。

●異臭ガス検体結果ではイソペンタン・ブタン・ペンタンなどのガソリン化学成分が検出された。

*引用:ナゾの”異臭騒ぎ” 4つの仮説を独自検証 (tv-asahi.co.jp)

「下水や硫黄くさいといったものではなかった」という証言から、熊本地震や阪神淡路大震災と異質なのは明らか。

地震発生の場所が千葉であることや、最初の異臭騒ぎから4カ月経っていることなどを考慮すると、地震の前兆だったとは言えない部分もあります。

なお、横須賀と横浜で発生した異臭の原因は未だに不明のままです。

まとめ

異臭がするからといって、すべてが地震の前兆とは限りません。

とはいえ、異臭(とくに硫黄臭)の後にMEGA地震が発生した事例があるのも事実

今回福岡で起きている異臭騒ぎは、熊本地震や阪神淡路大震災の時に報告された硫黄臭であり、念のため地震防災を意識するべきだと考えます。

なお、MEGA地震発生に備えて防災グッズを買い揃えておきたいという方はコチラをご覧ください。

●作成者:原 経厳

・・・元番組制作ディレクタープロデューサー、長年にわたり地震前兆関連の調査・取材等を続けつつ、現在はフリーで映像コンテンツ制作プロデュース、短編映画製作プロデュース等に携わる。

●構成・編集Support:原 洋

・・・フリーライター



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