1月24日、サッカー日本代表がベトナムと対戦し、1-0で勝利しました。
ベトナムも力をつけてきているとはいえ、予想以上の接戦となってしまい、日本代表の内容が悪かったと言わざるを得ないようです。
守備では何度かピンチがありましたし、攻撃面では南野が不調でまったく存在感がありませんでした。
このままでは準決勝のイラン戦が本当に心配です。
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サッカー日本代表アジア杯、ベトナム戦のスタメン
まずは、1月24日に行われたアジア杯ベトナム戦のスタメンから見てみましょう。
<GK>
12 権田修一
<DF>
5 長友佑都
19 酒井宏樹
16 冨安健洋
22 吉田麻也(Cap)
<MF>
6 遠藤航
7 柴崎岳
8 原口元気
9 南野拓実
21 堂安律
<FW>
11 北川航也
控えメンバー
<GK>
23 シュミット・ダニエル
<DF>
2 三浦弦太
3 室屋成
4 佐々木翔
18 塩谷司
20 槙野智章
<MF>
10 乾貴士
14 伊東純也
<FW>
15 大迫勇也
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FWは北川がスタメン出場となりました。
格下のベトナム相手なので、負傷を抱えている大迫勇也は温存(武藤は累積警告で出場停止)ということなのでしょう。
その大迫は後半25分から途中交代で入って元気にプレーしていましたから、ケガの再発さえなければ準決勝はスタメンでいけるのではないでしょうか。
それ以外のメンバーはサウジアラビア戦と同じでした。
中2日の過密日程となっただけに、運動量が求められるサイドバックやボランチは1~2人入れ替えても良かったような気がしますが、選手達は意外と元気なのかもしれませんね。
油断からか、内容の悪い試合となった
近年、力をつけてきているベトナムとはいえ、日本代表からみれば格下であることに間違いはありません。
少なくともオーストラリアや韓国と対戦するよりは楽だったはずです。
なので、比較的安心していたサポーターが多いと思いますが・・・
いざ試合が始まってみると、思いのほか競った試合になりましたよね。
ベトナムの素早いチェックに何度もパスカットされ、そこからカウンターをされるというシーンが目立ちました。
さらに日本代表は自陣ゴール前で権田がパスミスをするなど、もたつくシーンが多かったように思います。
ベトナムが善戦したというべきか、日本代表に油断があったというべきか・・・
前半だけみれば、ベトナムの方がパフォーマンスで上回っていたことは間違いありません。
南野が不調で存在感なし
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全体的に試合内容が悪かった日本代表ですが、攻撃面では南野の存在感がまったくありませんでした。
ベトナムの5バックの前に、ほぼ何もできなかったと言っても良いでしょう。
思えば、アジア杯が始まってから南野はずっと不調ですよね。
初戦で抜群の動き出しから再三チャンスを作っていましたが、それ以降は大した仕事ができていません。
昨年の親善試合では連続ゴールを決めるなど、森保ジャパンの顔になりかけていましたが、このアジア杯で大きく評価を落したようです。
この点は、左サイドに中島翔哉がいないことも影響しているかもしれませんが、ポジションも含めて起用法を考え直した方が良いかもしれません。
解説・松木安太郎の指示が意外に的確!
ところで、解説の松木安太郎といえば視聴者目線になった絶叫系のコメントの方が有名ですよね。
この試合でも、お決まりの「おぉぉぉーい!」を連発していました(笑)
また、VAR判定により堂安がPKを獲得し見事に決めた後は、
「まぁ、これ(PKによるゴール)にはVARはないからね。はっはっはっ」
とコメント。
おそらくこの試合でもっとも盛り上がったシーンだっただけに、
「松木、何言ってんだw」
「相変わらずだ」
などといったツィートが続出していました。
ただし、前半から非常に的確な指摘をしていたのも松木安太郎でした。
松木安太郎は、
「崩すにはドリブルですよ」
「つっかけろ、つっかけろ」
と再三力説。
日本代表がベトナムゴールに迫ったシーンでは、ほとんどこれしか言っていませんでした(笑)
もう一人の解説である中山雅史が他の打開策を提案しても、松木安太郎は
「いやぁ、やっぱりね、ドリブルですよ」
と譲りませんでした。
「それはもう分かったよ、松木さん」とうんざりしていた視聴者も多かったと思いますが、決勝点となったPKは堂安がドリブルを仕掛けたことから生まれています。
また、日本代表が先制した後は、
「ここはパスですよ」
と方針を変更。
すると日本代表にリズムが生まれ、流れが変わっていきました。
松木安太郎の解説には賛否両論がありますが、よく聞いていると意外と的確なことを喋っているんですよね。
準決勝においても、松木安太郎の解説に耳を傾けつつ観戦すると、もっと試合を楽しめるのではないでしょうか。
準決勝の相手はおそらくイランになるでしょうし、今回のアジア杯では最強だと思われます。
そんな強敵を相手に、今の日本代表がどこまで通用するのかは疑問ですが、何とかあと2つ勝ってほしいところです。
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