2018年12月30日、平成最後のレコード大賞が発表され、乃木坂46のシンクロニシティが受賞しました。
本人達は泣いて喜んでいましたが、発表直後からネットのコメント欄は、生歌が酷い、裏がある、審査基準がおかしい等、大荒れとなっています。
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2018年のレコード大賞は乃木坂46のシンクロニシティ
毎年年末に発表されているレコード大賞。
2018年の1曲に選ばれたのは乃木坂46のシンクロニシティでした。
この曲は100万枚のセールスを記録しているので、この数字だけをみれば、「まぁ、受賞してもおかしくはないかな」と思えてきますよね。
ただし、セールスだけでいえば、AKB48はもっと売っています。
そして何より、国民の大多数はDA PUMPのUSAがレコード大賞で間違いないと思っていたことでしょう。
乃木坂46の受賞に疑問と批判が続出。審査基準がおかしい?
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レコード大賞をリアルタイムで観ていた人は、乃木坂46の名前が呼ばれた瞬間に唖然としたと思います。
また、乃木坂46のメンバー達の中には、「え?私たち??」みたいな表情をしている人もいました。
それほどまでに、2018年はUSAが独走状態でしたよね。
そんな独走状態がどうやって覆されたのか・・・
ここで改めてレコード大賞の審査基準を整理してみました。
レコード大賞の審査基準は大きく分けて3つあります。
- 作曲、編曲、作詩を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な『作品』
- 優れた歌唱によって活かされた『作品』
- 大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映・代表したと認められた『作品』
以上の3つが審査基準です。
では、受賞曲のシンクロニシティがどれだけ審査基準に合致しているかというと・・・
1の「作曲、編曲、作詩における芸術性、独創性、企画性」の中の独創性という点では、カバー曲であるUSAより、シンクロニシティの方が上回っているような気がします。
とはいえ、芸術性をしめすダンスの技術はDA PUMPの方がはるかに上ですし、原曲から歌詞を変えてのカバー、しかもダサカッコいいといわれるユーロビートをリリースしたことを考えると、企画性もUSAの方が上なのではないでしょうか?
2の「優れた歌唱」に関しては、言うまでもなく、DA PUMPのISSAの勝ちですよね。乃木坂46は受賞後に生歌を披露していましたが、おどろくほど酷い歌唱力でしたよね^^;
Mステや他の歌番組が口パクであったことが浮彫となってしまいました。
そして、一番問題なのが3の「大衆の強い支持」と「その年度を強く反映・代表」という部分です。
USAは、今や小さな子供から年配の方まで知っているほどの曲です。
一方、シンクロニシティはというと、、、正直なところ、サビの部分すら知らない人がほとんどだと思います。
もっといえば、乃木坂46のファン以外で、この曲を知っていた人は極めて少ないと思われます^^;
となると、「大衆の強い支持」を得たのも、「その年度を強く反映・代表」したのも、USAということになるのではないでしょうか。
乃木坂46はレコード大賞受賞でむしろアンチを増やした?
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前述のように、どの審査基準で考えても、USAの方が上に思える訳ですが、それでもレコード大賞に選ばれたのは乃木坂46のシンクロニシティでした。
乃木坂46の名前が呼ばれた瞬間、DA PUMPのISSAが祝福する表情をみせていたのですが、その器の大きさに称賛の声がでているようです。
一方、乃木坂46はというと、一夜明けてもネット上で大炎上中です。
「裏がある」
「生歌が酷かった」
「口パクでもレコード大賞は受賞できるの?」
「1億払えば受賞できる」
「曲名もメンバーの名前も知らない」
「この曲をまともに聴いているのはヲタクだけ」
「乃木坂が選ばれてシラケた」
「MISIAやISSAと歌唱力の差がありすぎ」
「今年乃木坂が受賞するのは、むしろ恥ずかしい」
等々、乃木坂46がレコード大賞を受賞したことを伝えるネットニュースのコメント欄は大荒れです^^;
また、乃木坂46に対してではなく、レコード大賞という企画そのものに対する批判も多数あります。
「どう考えても金が動いた」
「酷い茶番」
「こんなことならもう終わりにすべき」
「乃木坂46の受賞理由を納得のできる形で説明してほしい」
「いつまで経っても腐った体質が残っている」
等々、多くの人が、裏で何らかの力が働いたと考えているようです。
たしかに、いくら乃木坂46がCDを100万枚売ったとはいえ、1人のファンが握手券ほしさに数枚購入している訳ですから、実質的なファンの数は少ないはずですよね。
それはレコード大賞側も分かっているはずなのに、それでもシンクロニシティを選んでしまう訳ですから、観ている側としては納得がいかないですよね。
世の中、「これは不正なんじゃないか?」「何か怪しい」等と感じるグレーなことは多々ありますが、今回のレコード大賞はグレーどころか、露骨に黒な気がしてなりません。
乃木坂46のメンバーが悪い訳ではありませんが、このような形でレコード大賞を受賞したことで、むしろヒールとしてのイメージがついてしまったかもしれませんね。
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