ガンダムUC(ユニコーン)の1年後の物語として、新作映画になっているガンダムNT(ナラティブ)。
11月30日に公開され、早くも観に行ったという人も多いようですが、その評判は賛否両論ですが作画が酷いという意見が多いようです。
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新作映画ガンダムNT(ナラティブ)のあらすじ
新作映画となる「ガンダムNT(ナラティブ)」はガンダムUC(ユニコーン)の続編的な位置づけです。
舞台はガンダムUC(ユニコーン)で描かれた「ラプラス事変」の1年後という設定です。
行方不明になっていたユニコーンガンダム3号機(フェネクス)が姿を現したことで、地球連邦、ネオジオン、ルオ商会などによる争奪戦に発展してく・・・というのが大筋になっています。
それに合わせて、これまでやや曖昧に描かれていた「ニュータイプ」という存在に、一定の解釈が与えられる映画ともなっているようです。
事前に冒頭の23分間がPVとして公開されており、それに惹かれて劇場へ行ったという人も多いのではないでしょうか^^
ただ・・・この新作映画を完全に理解しようと思ったら、歴代のガンダムシリーズを一通り観ておいた方が良いかもしれませんね。
というのも、これまでの作品の登場人物やキーワード、名場面等が随所に散りばめれており、それについて作中で特に何の説明もないからです^^;
公開されているPVだけをとっても、移送されている「マーサ・カーヴァイン」やミネバ・ザビの発言にでてくる「ジンネマン」、さらに「ルオ商会」「サイコフレーム」「強化人間」などといった単語が使われており、歴代のガンダムシリーズを観ていない人には「?」だと思います。
(コアなファンとしては過去の作品との繋がりが分かって嬉しいところでしょう)
制作側の「もちろん、ご存知ですよね?」という意図が伝わってくるかのような作りになっているので、せめてOVA版の「ガンダムUC」を観てからこの新作映画を観た方が良いのではないでしょうか。
新作映画ガンダムNT(ナラティブ)の評判は・・・
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さて、いまだに多くのファンを持つガンダムシリーズ。
非常にコアなファンも多く、ストーリーだけでなく、世界観や作画についても高いクオリティが求められることもしばしばあります。
OVA版とテレビアニメ版が制作された「ガンダムUC」や映画として公開された「逆襲のシャア」に関しては評判もよく、ファンを納得させていたようですが・・・
新作映画「ガンダムNT」に関しては賛否両論あるようです。
肯定的な評判としては、
「音楽がカッコいい」
「ストーリーがいい」(悪いという評判もあります)
などです。
一方、否定的な評判としては、
「作画が酷い」
「オカルトっぽい」
「尺が短い」
「ナラティブガンダムがカッコ悪い」
「目新しいMSがない」
などが多いようです。
特に作画に関する指摘は多くなっていて、
「戦闘シーンがごちゃごちゃしていて観にくい」
「UCと比べてクオリティが低い」
「PVは良いのに、後半が酷い」
などといわれています。
ガンダムシリーズはストーリーや人物描写が優れていますが、戦闘シーンも楽しみの一つですよね。
なので作画の美しさ、クオリティにかかる期待は大きい訳です。
その作画の質が低いというのは、劇場まで観に行ったファンにとっては残念なところでしょう。
実際に私も観てきましたが、少なくとも美しい作画ではなかったように思います。
また、ストーリーやニュータイプ論に関しては、好き嫌いがハッキリ別れそうです。
個人的には、ニュータイプが凄すぎて、もはや何でもアリになっていくのはちょっと残念な気もします。
(スターウォーズのフォースがどんどん過剰表現になっていくのと同様です^^;)
それでも、映画としての興行収入は上出来のようで、公開2日目の段階でパンフレットは売り切れ、満席の劇場が続出しているようです。
ちなみに、Yahoo!映画の人気ランキング(12月3日時点)では、6位にランクインしています。
新作映画のガンダムNTのラストに閃光のハサウェイ予告編!
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さて、前評判の低かった「ガンダムNT」に対して、すでにネット等で話題となっているのが、2019~2020年にかけて映画化される「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」ですよね。
かなり昔に小説として出版された作品ですが、ストーリーがしっかりとしていることから、映像化を期待する声は以前からありました。
どうやら3部作の映画として制作されるようなのですが、こちらに期待しているファンは多いことでしょう。
ちなみに、「閃光のハサウェイ」年代設定は今回の新作映画「ガンダムNT」よりも未来となっています。
小説を読む限りでは「ガンダムNT」との関連性はなさそうなのですが、「逆襲のシャア」は事前にチェックしておいた方が良いのではないでしょうか。
その他、「ガンダムビルド」シリーズや「SDガンダム」シリーズの新作、「ガンダム Gのレコンギスタ」の劇場版、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のテレビシリーズ版などの制作も決定しているようなので、ガンダムファンとしてはとても楽しみですよね。
制作期限や予算の都合もあるとは思いますが、「作画が酷い」等と言われないように、しっかりと作りこんで欲しいところです。
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