2019年シーズンにむけて、FAの丸選手や炭谷選手の獲得に乗り出している巨人ですが、新外国人としてメジャーリーガーのビヤヌエバ選手を獲得したようです。
ビヤヌエバは右の大砲とのことで、これで残る補強は投手のみとなったようです。
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巨人が新外国人ビヤヌエバを獲得!
11月21日、巨人がメジャーリーグ・パドレスのクリスチャン・ビヤヌエバ選手(27)と契約したと発表がありました。
1年契約で、年俸は契約金を含む総額200万ドル(約2億2500万円)、背番号はかつて江藤がつけていた「33」になるもようです。
ビヤヌエバ選手は、メキシコ出身で右投げ右打ち、180㎝、95㎏。
2018年シーズンはメジャーで110試合に出場。
ポジションは一塁手と三塁手を中心に遊撃手、二塁手、外野も守れるとのことで、退団したマギーの穴を埋める活躍が期待されます。
肝心の打撃の方はというと、打率.236、20本塁打、46打点ということで、右の大砲としての役目を担うことになりそうです。(打率が低いのちょっと気になるところですが^^;)
2018年4月は、打率.321、8本塁打、19打点と活躍したようで、大谷翔平と共にナ・リーグの月間最優秀新人を獲得していました。
ただし、メジャーリーグでの通算成績をみると気になるデータも・・・
対左投手は126打数43安打、打率.341、16本塁打、28打点となかなかの好成績なのですが、これが対右投手になると、257打数51安打、打率.198、8本塁打、25打点と一気に成績が悪くなります^^;
左投手が打てない左打者というのは大勢いますが、右投手が打てない右打者というのはあまりいないような気がしますよね。
あえて名前を上げるとすれば、元巨人で2018年オフに引退した矢野謙次が、右投手を苦手としていて、対左投手用代打として起用されていましたよね。
もっとも、ビヤヌエバの場合は約2億2500万円もコストがかかっている訳で、対左投手用代打だけではファンとしては困ってしまうでしょうね^^;
巨人の新外国人ビヤヌエバ、素行不良との噂が流れる
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さて、巨人への入団が決まった新外国人ビヤヌエバですが、ネット上では「まだ若いのになぜパドレスは放出したのか?」という疑問の声もあがっています。
たしかに、いくら打率が低いとはいえ、まだ27歳でしかも4月には月間最優秀新人を獲得しているくらいですから、放出するには少々惜しい人材のような気もしますよね。
そのため、一部の巨人ファンからは、
「もしかして素行が悪いから放出されたのではないか?」
「ゲレーロのように態度が悪い外国人はいらない」
などと噂されているようです。
それくらいのことはスカウトも調査しているはずなのですが、いざ来日してみるとビックリするほど態度の悪い外国人選手もいますからね^^;
ビヤヌエバは2019年1月に来日するそうですが、まずはどれくらい日本の習慣や考え方に適応できるかが問われることになりそうです。
ちなみに、ビヤヌエバ選手本人は、
「伝統ある読売巨人軍と契約できることを大変光栄に思います。日本に行ったことはありませんが、日本人選手はとても練習熱心で規律正しいイメージがあります。東京ドームの大観衆の前でプレーすることを楽しみにしています。新たな環境で新しいチームメートと一緒に戦い、リーグ優勝、日本一に貢献できるよう全力を尽くします」
とコメントしています。
巨人の広報の人が作ったコメントかもしれませんが、「練習熱心で規律正しい」という部分にあえて言及しているところをみると、案外真面目なのかもしれませんね(笑)
ビヤヌエバ獲得で残る補強ポイントは投手か
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今回、巨人がビヤヌエバを獲得したことで、巨人の外国人枠は、メルセデス投手とヤングマン投手、ビヤヌエバ選手、ゲレーロ選手が軸となりそうです。
そこに故障明けのマシソン投手、アダメス投手、マルティネス選手の3人がからむことになると思われますが・・・
しかしこれだと、今オフに投手の補強がなされないことになりますよね。
2018年の巨人は勝利の方程式が確立できず、終盤では先発の山口が抑えにまわるほどでした。
そのため、てっきりセットアッパーか抑えを補強するのだとばかり思っていましたが・・・
国内のFA市場をみても獲得できそうなセットアッパーや抑えは存在しておらず、その上外国人枠も使い切ってしまったとなると、宮國投手、池田投手、澤村投手、鍬原投手あたりで勝利の方程式を組むつもりなのでしょうか?
あるいは、セットアッパーか抑えのできる外国人投手を獲得し、メルセデス投手、ヤングマン投手、ビヤヌエバ選手、ゲレーロ選手の中から一人を2軍に落とすつもりなのか・・・
原監督に変わったことで、何が何でも優勝しなくてはならない、という意識になっているのは分かりますが、補強ばかりで若手が育ってこないというのもファンとしては面白くないところでしょう。
果たして原監督は豊富な外国人戦力をどう使っていくつもりなのか・・・ちょっと楽しみですよね。
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