10月22日、原監督のもと立て直しを図る巨人が来季のコーチ陣を発表しました。
噂されていた篠塚氏の入閣はありませんでしたが、元木大介、宮本和知、水野雄仁、鈴木尚広、相川亮二らが加わりました。
またファンから不評だった村田ヘッドは退団となっています。
<スポンサーリンク>
巨人が新コーチ陣を発表
まずは発表になった監督・コーチ陣を見てみましょう。
<1軍>
監督:原辰徳
打撃総合:吉村禎章
投手総合:宮本和知
投手:水野雄仁
打撃:後藤孝志
内野守備兼打撃:元木大介
外野守備走塁:鈴木尚広
バッテリー:相川亮二
トレーニング:ジョン・ターニー、穴吹育大
<2軍>
監督:高田誠
<3軍>
監督:井上真二
<ファーム>
投手:三沢興一、木佐貫洋、杉内俊哉
投手兼トレーニング:会田有志
打撃:金城龍彦、村田修一、堂上剛裕
打撃守備:古城茂幸
内野守備走塁:片岡治大
守備:藤村大介
外野守備走塁:松本哲也
バッテリー:秦真司、吉原孝介
トレーニング:木村龍治
<巡回>
巡回投手:小谷正勝
巡回打撃:内田順三
<スポンサーリンク>
こうしてみると1軍のコーチ陣が随分若返りましたよね。
それに宮本和知、元木大介、後藤孝志など、ノリが良い人が増えたように思います。
高橋監督時代はベンチの雰囲気が非常に暗かったのが印象的でしたが、このメンバーならば活気のある雰囲気になるのではないでしょうか。
さらに代走の神様・鈴木尚広が入閣したのも楽しみですね。
現状の巨人には吉川、重信など若手に俊足の選手が多いので来季からの積極的な走塁に期待が持てそうです。
1年前は村田ヘッドが残留するなど不可解なコーチ陣人事だっただけに、今回は納得しているファンも多いのではないでしょうか。
また、ファームに杉内俊哉や村田修一が入閣したのも若手選手には大きいと思います。
来季からは2軍、3軍を分けずに指導するとのことなので、杉内らのアドバイスを受けて急成長する育成選手などもでてくるかもしれません。
第二の山口鉄也登場にも期待できそうですね。
巨人の新コーチ陣発表に対するファンの反応
大きく入れ替わった巨人のコーチ陣ですが、好意的に受け止めているファンが多いようです。
「元木の野球理論はしっかりしているので期待できる」
「鈴木尚広の神走塁は是非受け継いでほしい。できれば現役復帰も!」
「相川の経験は大城や宇佐見、岸田にとって貴重だと思う」
等々、新コーチに期待する声が多くなっています。
なかには
「鹿取GMがいなくなってやっとまともになった」
「村田ヘッドと斎藤投手コーチを変えてくれたから満足」
などといった今シーズンまでの体制に対する不満もでていました。
その他、変わったところでは
「宮本が出ないズムサタはつまらない」
と、「ズームインサタデー」の方を心配するファンも多いようですw
退団した村田ヘッドコーチは・・・
<スポンサーリンク>
新コーチがいれば退団するコーチもいます。
その中でも印象的だったのが村田ヘッドコーチです。
通算で15年コーチを務めており尚且つ原監督とも仲が良いだけに残留の可能性も囁かれていましたが、「ヘッドコーチは置かない」という来季の構想もあり退団となりました。
自身の退団について某スポーツ記者からの取材を受けた村田ヘッドコーチは「球団と契約している訳だから決まったことに個人が口出しすべきではない」という主旨のコメントを残しています。
含みがあって何か不満がありそうな感じにも聞こえてきますよね。
口数の少ない高橋監督に変わって矢面に立つ場面が多かっただけに、色々と我慢していた部分もあったのかもしれません。
今にして思えばヘッドコーチではなくもっと違うポジションを務めていればここまで叩かれることもなく、より良い形でチームに貢献できたような気がします。
そう考えると村田ヘッドコーチ本人よりは鹿取GMの方が責任が重いのではないでしょうか。
(その鹿取GMも退団となっていますが^^;)
原監督の独裁政権といった見方もある
さて、かなり若返った1軍コーチ陣ですが、来季はヘッドコーチを置かないことになっていますし、GM制度も廃止となりました。
となると、実質的に原監督が全権を握る形になりますよね。
一部では川相二軍監督や田代二軍打撃コーチの退団も原監督の独裁政権を強固なものにするためだと言われています。
実際、1軍で原監督に意見できるとしたら吉村禎章コーチくらいなもので、他のコーチ陣は何も言えないでしょうね^^;
このような独裁政権が悪いという訳ではないのですが、トップの力量がモロにチームに影響する訳で、過去2回の監督時よりもさらに大きな責任が原監督にのしかかってきそうです。
実績のある監督なので高橋監督のような無策で負ける試合は少なくなると思いますが、どこまで采配が的中するかでチーム状態が大きく変わっていきそうですね。
あえていうなら、コーチ陣を若くしたことで成長しつつある若手選手との垣根を低くする意図があったのかもしれません。
若手選手が活躍する姿というのは巨人ファンだけでなく野球ファン全体が楽しみにしているでしょうか、そういう意味でも期待できるコーチあのかもしれませんね。
<スポンサーリンク>