10月16日、サッカー日本代表が強豪ウルグアイと対戦し4-3で勝利しました。
攻撃面では南野が2ゴールをあげるなど、非常に迫力があって観ていてワクワクさせられました。
しかし、守備の面ではDF三浦の実力不足が目立った試合でした。
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サッカー日本代表、ウルグアイ戦のスタメン
まずは10月16日に行われたウルグアイ戦のスタメンを見てみましょう。
GK
1 東口順昭(ガンバ大阪)
DF
5 長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
22 吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
19 酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
2 三浦弦太(ガンバ大阪)
MF
7 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)
6 遠藤航(シント・トロイデン/ベルギー)
10 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)
21 堂安律(フローニンゲン/オランダ)
9 南野拓実(ザルツブルク)
FW
15 大迫勇也(ブレーメン)
□控えメンバー
GK
12 権田修一(鳥栖)
23 シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
DF
20 槙野智章(浦和)
4 佐々木翔(広島)
3 室屋成(FC東京)
16 冨安健洋(シントトロイデン)
MF
17 青山敏弘(広島)
8 原口元気(ハノーバー)
14 伊東純也(柏)
18 三竿健斗(鹿島)
FW
11 川又堅碁(ジュビロ磐田)
13 北川航也(清水エスパルス)
日本代表は12日に行われたパナマ戦からガラッとメンバーを変えてきました。
来年1月までに多くの選手を試しておきたいという森保監督の意向もあると思いますが、メンバーをみるとこのウルグアイ戦のスタメンが現状のレギュラー候補といえそうですね。
相手が世界ランキング5位のウルグアイ(しかもほぼロシアW杯に出場したメンバー)ということで、もっと守備的なスタメン(例えば2列目に原口を起用するなど)を予想していたのですが、森保監督の選択は攻めて勝つというものだったようです。
その結果、2列目に中島、南野、堂安を並べ、ボランチにも柴崎を起用するなど、かなり攻撃的な布陣となりました。
後述しますが、2列目はこの中島、南野、堂安の組合せが良いように思います。
ウルグアイ戦で良かった点は攻撃力
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森保ジャパンになってから再三言われていることですが、とにかく攻撃の意識が高いですよね。
ボールを奪ったら前を向く、素早く縦に出す、チャンスがあれば1対1を仕掛ける、そしてどんどんシュートを打つといった動きは観ていて非常に気持ちがいいですよね。
これはメンバーが異なるパナマ戦でもできていたことなので、森保監督のもと早くもチームのコンセプトとして浸透してきているようです。
そんな日本代表の攻撃ですが、パナマ戦ではやや個人技に頼っている感じがありました。
これは単純に前線で起点となる選手(質の良いパスをだせる選手)がいなかったからなのですが、ウルグアイ戦では左に入った中島が起点となって再三チャンスを作っていましたよね。
さらにボランチの柴崎からのパス供給も正確だったので、非常に効いていたのではないでしょうか。
その結果、南野が2得点(3試合連続ゴール)、堂安が1得点、大迫が1得点と合計4点を獲っています。
ウルグアイは堅守で有名なチームですし、先のロシアW杯では流れの中での失点がほとんどなかったチームなのですが、4点すべてを流れの中でとったのは大きな収穫だと思います。
パナマ戦でも感じたことですがこの攻撃力はある程度世界でも通用しそうです。
ウルグアイ戦で見えた課題はやはり守備。三浦が下手だった
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さて、前線の攻撃力に迫力のある今の日本代表ですが、守備の方は残念ながらザルでした^^;
ボランチの二人が前よりのポジションにいたことも原因の一つかもしれませんが、このウルグアイ戦で目立ったのはDF三浦の実力不足です。
ウルグアイの2点目は日本のパスミスからですし、3点目は相手FWに対するマークが遅れたことが原因です。
実はこれ、どちらも三浦なんですよね。
三浦はまだ若く世界のトップクラスとの対戦経験が少ないからなのでしょうが、スキが多すぎるようでそこを再三ウルグアイのエース・カバーニに突かれていました。
Jリーグでは失点につながらないようなプレーでも世界の強豪を相手にすると致命傷になるというのはロシアW杯のベルギー戦が証明しています。
三浦自身も多くの失点に絡んでしまったという意識はあるでしょうから、今後の試合に生かしてほしいですね。
森保監督の采配はどうだったか?
ハリルホジッチ監督の時は後半の選手交代がワンパターンだと批判されることが多かったですよね。
いったいどういう意図で交代させるのかがよく分からないことが本当に多かったように思います。
その点、ウルグアイ戦の森保監督は選手交代の意図が明確だったと思います。
最初の交代はボランチの柴崎を青山に変えるといったものでした。
この時点では日本が2点をリードしていたので、攻撃よりのボランチである柴崎から守備よりの青山に変えたのでしょう。
つまり、残り時間をしっかりと守れ!という指示だったと思います。
その後中島に変えて原口を投入したことも、やはり守備力強化であり、このまましっかりと守って勝ち切るという意図だったと思います。
結果、日本は4-3でウルグアイに勝利した訳ですが、ウルグアイに勝つのは22年ぶりの快挙です。
スアレスがいなかったとはいえ、ロシアW杯メンバーを中心にやってきたウルグアイに勝てたことは若い選手が多い今の日本代表にとって大きな財産になったのではないでしょうか。
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