森保ジャパンになって2試合目となるパナマ戦が10月12日に行われ、南野、伊東、川又のゴールで3-0で勝利ました。
1月から行われるアジアカップに向けてチーム作りが進む中、DFでは冨安健洋が初スタメンとなるなど新戦力を試すことができましたが課題もあったようです。
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サッカー日本代表パナマ戦のスタメン。注目は冨安健洋
まずはパナマ戦のスタメンと控えのメンバーを見てみましょう。
GK
12 権田修一(鳥栖)
DF
20 槙野智章(浦和)
4 佐々木翔(広島)
3 室屋成(FC東京)
16 冨安健洋(シントトロイデン)
MF
17 青山敏弘(広島)
8 原口元気(ハノーバー)
14 伊東純也(柏)
9 南野拓実(ザルツブルク)
18 三竿健斗(鹿島)
FW
15 大迫勇也(ブレーメン)
□控えメンバー
GK
1 東口順昭(ガンバ大阪)
23 シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
DF
5 長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
22 吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
19 酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
2 三浦弦太(ガンバ大阪)
MF
7 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)
6 遠藤航(シント・トロイデン/ベルギー)
10 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)
21 堂安律(フローニンゲン/オランダ)
FW
11 川又堅碁(ジュビロ磐田)
13 北川航也(清水エスパルス)
9月の親善試合で活躍した南野拓実や伊東純也がこの試合でもスタメン。
さらにロシアW杯組からは大迫勇也、原口元気、槙野智章がスタメンということで、9月の試合よりもバランスが良くなったように思います。(槙野智章は9月の試合にも出場していましたね)
また、DFでは19歳の冨安健洋(とみやす たけひろ)が初スタメンとなっています。
冨安健洋は身長188cmもあり、高さに弱い日本代表にとっては待望の大型DFとなります。
今シーズンからはベルギーのシント=トロイデンVVに所属し、スタメンとして試合出場しているので、今後が非常に楽しみな選手ですね。
サッカー日本代表パナマ戦の良かった点
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9月の試合でもそうでしたが、とにかく日本代表の攻撃のテンポが良かったように思います。
従来の日本代表は中盤でゆっくりパスを回すことが多かったのですが、森保ジャパンになってからは非常に縦への展開が早く、同時に前線の選手に仕掛けるという姿勢があります。
それがテンポの良い攻撃を生み出しているのでしょうが、ここまでテンポの良い攻撃をする日本代表は過去にはなかった気がしますよね。
そのため、「観ていて楽しい」「こういうサッカーがみたかった」とサポーターからの評判も良いようです。
実際、日本代表の攻撃はパナマ代表の守備陣を圧倒しており、幾度となくチャンスを作っていました。
そのなかで南野拓実が高い個人技で先制ゴールを奪い、分厚い攻撃から伊東純也が2点目のゴール、さらに交代して入った川又堅碁が泥臭く3点目を奪いました。
パナマはロシアW杯にも出場したチームですから日本代表の攻撃がある程度通用するということが分かったのではないでしょうか。
サッカー日本代表パナマ戦でみえた課題
攻撃の面では良いところが目立った日本代表ですが、守備の面では危なっかしいシーンが多々ありました。
スコアで言えば2試合連続無失点となっていますが、少なくともパナマ戦は相手の決定力不足に助けられた感があります。
これは日本代表のサイドの守備が甘く、質の良いクロスを上げられてしまっていることが原因ですし、もっといえば、サイドで良い形を作られてしまうほど前線からの守備が甘いともいえます。
攻撃に人数をさくことで魅力的なサッカーになっていますが、その分、ボールを失ってからの守備が手薄になっているようです。
16日には強豪ウルグアイ戦が行われますが、個人技の高い相手であるだけに今の守備のままでは2~3点とられてもおかしくないように感じます。
その意味では順調にきている森保ジャパンにとって始めて課題が大きく露呈する試合になるかもしれませんね。
サッカー日本代表ウルグアイ戦のスタメン予想
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さて、日本代表の2018年の試合は残り3つとなりました。
そしてその後は重要な大会であるアジアカップが控えています。
この日程を考えると16日のウルグアイ戦は現状で考え得るベストメンバーで挑むべきだと思います。
そこでこれまでの試合のパフォーマンスを含めたウルグアイ戦のスタメンを予想してみました。
GK
12 権田修一(鳥栖)
DF
20 槙野智章(浦和)
5 長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
19 酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
22 吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
MF
17 青山敏弘(広島)
8 原口元気(ハノーバー)
10 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)
9 南野拓実(ザルツブルク)
7 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)
FW
15 大迫勇也(ブレーメン)
パナマ戦で伊東純也が足首を痛めたこともあり、2列目の右には原口元気、左には中島翔哉、中央には2試合連続ゴール中の 南野拓実を予想します。
DFラインはロシアW杯組の4人が濃厚だと思いますが、攻撃的にいくなら酒井宏樹の代わりに室屋成もあり得るかもしれません。
FWは大迫勇也で間違いないと思います。
年齢的に次のW杯までスタメンを務めるのが難しいメンバーもいますが、目先のアジアカップに向けてのメンバーという意味ではこれがベストではないでしょうか。
ウルグアイはパナマより格段に強いチームですから、今の日本代表の攻撃的なスタイルがどこまで通用するのか、そこに注目したいですね。
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