10月1日、2018年度後期の朝ドラ「まんぷく」が高視聴率でスタートしました。
前作の「半分、青い。」には脚本が酷いという感想が多くなっていましたが、今回は好意的に観ている人が多いようです。
<スポンサーリンク>
朝ドラ「まんぷく」が高視聴率でスタート
安藤サクラ(32)をヒロインにすえてスタートした朝ドラ「まんぷく」。
30代の女優が朝ドラでヒロインを務めるのは2011年度のカーネーション(主演:尾野真千子)以来ということで放送前から話題となっていましたよね。
朝ドラのヒロインというと若手女優が基本線となっていて、時にはオーディション選考から実際の演技に至るまでガッカリすることがあるのですが、今回の安藤サクラの演技を観た視聴者からは
「安定した演技力があるから好き」
「やっぱりドラマはキャストの演技力が大事」
との声が出ているようです。
そんな視聴者の声は視聴率にもしっかりと反映されていて、10月1日に放送された初回の平均視聴率は23.8%でした。
初回視聴率が23%を超えるのは2001年の「ほんまもん」(主演:池脇千鶴)以来ということで、かなりの高視聴率といえそうです。
ちなみに、最近の朝ドラの初回視聴率は前作「半分、青い。」(主演:永野芽郁)が21.8%、「わろてんか」(主演:葵わかな)が20.8%、「ひよっこ」(主演:有村架純)が19.5%となっています。
10月1日の朝は丁度台風が襲来していて、その情報欲しさにNHKを視聴していた人も多かったようですが、「まんぷく」の内容そのものが良かっただけに、NHKにとっては良いアピールになったかもしれませんね。(台風の被害が出たことは残念ですが)
高視聴率の朝ドラ「まんぷく」 あらすじとキャスト
<スポンサーリンク>
朝ドラ「まんぷく」はインスタントラーメンを開発した実業家の夫婦をモデルにした作品です。
アイディアマンながらなかなか成功しない夫とそれを支える妻の物語で、戦前から高度経済成長時代の大阪が舞台となっています。
気になるキャストですが、ヒロインは安藤サクラです。
実父が奥田瑛二、曾祖父が元総理大臣の犬養毅とまさにサラブレッドな訳ですが、親の七光りと呼ばれることはなく、実力の高い女優ですよね。
(同じサラブレッドでも親の七光り・ゴリ押しと揶揄されることの多いKokiとはかなり評価が違うようですw)
夫・萬平を演じるのは長谷川博己です。
俳優としては遅咲きながらも現在ではすっかり人気俳優になりましたよね。
(交際中の鈴木京香と2018年5月中に結婚するという報道がありましたが、どうなったんでしょうね^^;)
また、ヒロインの学生時代の親友として元SKE48の松井玲奈も出演します。
なんでもヒロインに始めてラーメンを食べさせる役らしいです。
月9ドラマ「海月姫」での演技が好評だっただけにこちらも楽しみなところですね。
その他、ヒロインの二人の姉を内田有紀と松下奈緒が演じます。
第一話では二人とも20代の設定なのですが、「違和感がない」と視聴者からは好評だったようです。
前作は無駄に思えるほど多くのキャストを投入し、そのどれもが中途半端な描き方になる脚本だっただけに、「まんぷく」では一人一人のキャラクターを大事に描いていってほしいですよね。
ちなみに、ナレーションを担当しているのは芦田愛菜です。
朝ドラ「まんぷく」の脚本家は?前作は脚本が酷かった!
<スポンサーリンク>
さて、高視聴率でスタートした朝ドラ「まんぷく」ですが、「前作の脚本が酷かったからその反動で期待して観ている視聴者が多い」とも言われています。
実際に反動なるものがあったのかはさておき、前作「半分、青い。」の脚本が酷かったのは朝ドラファンの大半が感じていることでしょう。
俳優の無駄遣いとも思えるほど大勢のキャスト、打ち切りが決まった海外ドラマの最終回並みのドタバタなストーリー、まったく共感できないヒロインの性格等々、朝ドラの脚本がここまで批判されるのも珍しいほどの出来でしたよね^^;
不思議なことに視聴率は良かったようですが、性格の悪いヒロインを演じさせられた永野芽郁に同情する声も多々あるようです。
そんなことから「まんぷく」の脚本家が注目されていたのですが、今回は大河ドラマ「龍馬伝」やドラマの「HERO」「ガリレオ」「DOCTORS」などを手がけた福田靖が脚本を手掛けます。
ご覧のとおりヒット作ばかりなのですが、主演を輝かせるのがとても上手な脚本家ですよね。
また、ヒット作のほとんどが近年のものであり、最近の視聴者の感覚にも合っているように思います。
(前作の脚本家北川悦吏子は90年代の感覚が抜け切れていない印象がありましたよね)
前作では新キャストを連続して投入することで話題作りをしていた感じがありますが、今作ではしっかりとしたストーリーが楽しめるのではないでしょうか。
まだスタートしたばかりですが、「前作のような酷い脚本にはならないはず」と期待して観ている視聴者が多いようなので、その期待に応える内容にしてほしいですね。
<スポンサーリンク>