Xファイル2018(シーズン11)のDVDレンタルが開始されましたね。
しかし、ストーリーがごちゃごちゃしているのでよく分からなかったという人も多いようです。
そこで今回は、シーズン10と11のあらすじと内容をネタバレ有りで解説します。
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ネタバレ!Xファイル2018(シーズン11)のあらすじと内容
Xファイル2018(シーズン11)は2016年に製作されたシーズン10から話が続いています。
なので、あらすじと内容はシーズン10から解説していきます。
また、ここではメインテーマのみを追いかけることにするので、シーズン10の闘争part1と2、シーズン11の闘争part3と4について書きます。
<ネタバレ>シーズン10第一話(闘争part1)のあらすじと内容
キャスターのタッド・オマリーは独自の調査で政府内に異星人に関する陰謀が存続することを突き止め、それを裏づけてもらうためにかつてXファイル課に在籍していたモルダーとスカリーに接触する。
オマリーの調査とシーズン9までにXファイル課が調査した内容から分かったことは以下の通り。
- 陰謀の始まりはロズウェルにUFOが墜落したことだった。
- ロズウェル事件以来、政府内に闇の組織ができ、異星人の協力のもと様々な研究が行われた。
- その結果、70年代にはフリーエネルギーの開発に成功していたが、石油ビジネスで利益を得たい政府はその技術を隠蔽してきた。
- 現在では光学迷彩(透明になる)機能を持ったUFOも完成しモルダーは実機を見た。
- 誘拐と生体実験は実際に行われていたが、実行したのは異星人ではなく闇の組織だった。
- 生体実験が何の目的で行われたかはまだ分かっていない
以上のことを自身の番組で公表するために準備を進めていたオマリーだったが、生体実験の被害者として証言するはずだったスヴェタに裏切られ、放送できなくなる。
一方、自身も生体実験の被害者であると確信したスカリーは、同じような被害者を増やさないために、モルダーとXファイル課を再開させることを決意する。
またラストシーンでスモーキングマンが生きていることが分かる。
<ネタバレ>シーズン10最終話(闘争part2)のあらすじと内容
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モルダーとオフィスで落ち合うはずだったスカリーだが、オフィスにモルダーの姿はなく、連絡もとれない。
その時、タッド・オマリーがネットニュースで闇の組織による陰謀が間もなく始まることを告げていた。
ほどなくして街中に病気の患者が溢れ出す。
医師として解決策を探すスカリーにモニカ・レイエスから会いたいと連絡が入る。
以下はモニカ・レイエスが語った内容
- モニカ・レイエスは現在スモーキングマンと行動を共にしている。
- 病気の患者が急増したのはウイルスによって人々の免疫力が低下したことが原因。
- ウイルス攻撃はスモーキングマンによるもの。
- スカリーは生体実験によって異星人の遺伝子を持っているのでウイルスの影響は受けない。
モニカ・レイエスの話を聞いたスカリーは、自身の血液サンプルから異星人の遺伝子を特定し、それを元にワクチンの製造に取り掛かる。
一方、モルダーはスモーキングマンの隠れ家を突き止め、久し振りに対面していた。
以下はスモーキングマンが語った内容
- スモーキングマンは闇の組織の活動と存在を隠すためにあらゆる工作をしてきた。
- ウイルスは異星人の体内にあったもので、スモーキングマンが長い年月をかけて研究してきた。
- ウイルスは異星人には無害だが人間には有害なので、多くの人間が死亡する。
- スモーキングマンはそうやって世界秩序を再構築するのが目的。
- スモーキングマンの側につくならワクチンを与えるとモルダーに提案する。
スモーキングマンの提案を断り射殺しようとするモルダーだが、すでにウイルスに侵されており、その場に倒れてしまう。
その後、後を追ってきたFBIの同僚によって救出されるモルダーだが、病気が急激に悪化し瀕死の状態となる。
ワクチンが完成したスカリーはモルダー達と合流するが、瀕死のモルダーをワクチンだけで救うことはできず、二人の子供であるウイリアムの細胞が必要だと分かる。
ウイリアムを探しに行こうとしたまさにその時、スカリーの上空にUFOが出現し、意味深なエンディングとなる。
<ネタバレ>シーズン11第一話(闘争part3)のあらすじと内容
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闘争part2の内容はスカリーが意識混濁中に見た未来のビジョンであることが分かる。
(つまり、闘争part2はすべてが未来の出来事であり、話そのものが夢オチでした^^;)
スカリーはビジョンで見た内容(闘争part2のストーリー)をモルダーに告げる。
半信半疑のモルダーだったがスカリーの言う通りに行動していくうちに、徐々に真相が見えてくる。
そしてたどり着いた一軒家で闇の組織の幹部二人(男性と女性)と遭遇する。
以下は闇の組織二人が語った内容
- シーズン9までのメインテーマであった異星人の地球入植計画は実在した。
- しかし、入植計画の準備中に地球の環境が悪化し、異星人は入植を断念した。
- 現在、闇の組織は人類の宇宙移住計画を準備している。
- かねてより強硬路線だったスモーキングマンは暴走し、ウイルスによる地球再生を行おうとしている。
一通り話し終えた闇の組織の幹部は、モルダーにスモーキングマンの殺害を依頼する。
「実子であるモルダーの前ではスモーキングマンも油断するはず」というのが依頼の理由だが、モルダーは了承しない。
一方、スモーキングマンはスキナーに接触し、ウイルスによる攻撃計画があることを告げる。
そしてスキナーがウイリアムを見つけてくればワクチンを渡すことを提案する。
また、ウイリアムの父親はモルダーではなく、スモーキングマンであることを明かす。
ラストシーンでは、モルダーとスカリーがスモーキングマンの計画を阻止するためにウイリアムを見つける決意を固める。
<ネタバレ>シーズン11最終話(闘争part4)のあらすじと内容
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ウイリアムの回想シーンから物語が始まる。
ウイリアムには念動力や変身能力、予知夢などの特殊能力があり、そのせいで闇の組織から狙われるようになっていた。
(ウイリアムのこれらの能力はシーズン9までに登場した異星人、異星人と人間のハイブリッド、パーフェクトソルジャー、生体実験を受けた人間などに備わっていたものである)
また、スカリーが見た未来のビジョンは、実はウイリアムが見ていたものだったことも分かる。
平穏な生活を望むウイリアムは未来に何が起こるのかを知りつつ、それを阻止することよりも逃げることを選択する。
一方、モルダーとスカリーはいくつかの手がかりを頼りにウイリアムを探していた。
モルダーはウイリアムを探す過程で闘争part3に登場した闇の組織の男性幹部のアジトを突き止める。
闇の組織もウイリアムの力を欲していたことを知ったモルダーは、男性幹部と口論した末に射殺してしまう。
その後もウイリアムを探し続けたモルダーはついにウイリアムと対面する。
助けるために来たと話すモルダーに対して、ウイリアムは「あなたは死ぬ(だから僕を助けることはできない)」と告げる。
その直後、闘争part3に登場した闇の組織の女性幹部とその部下に襲われる。
しかし、ウイリアムは能力を発揮し闇の組織の女性幹部とその部下を瞬殺、その場から逃走する。(モルダーは再びウイリアムの後を追いかけることになる)
同時刻、スカリーはスキナーと共にモルダーの後を追っていた。
その道中、スキナーからウイリアムの父親がスモーキングであることを告げられる。
最終的にウイリアムに追いついたモルダー、スカリー、スキナーの3人だったが、そこにスモーキングマンとモニカ・レイエスも現れる。
ウイリアムを追いかけて走り出すモルダーとスカリーだったが、スキナーはその場に残りスモーキングマンとモニカ・レイエスが乗った車に銃を向ける。
スキナーの射撃によりモニカ・レイエスは死亡する(死亡したと思われる)が、スキナーもまたスモーキングマンによってひき殺される(死亡したと思われる)。
その後スモーキングマンはモルダーを発見し銃で撃つ。
撃たれたモルダーは海に転落する。
そこへ本物のモルダーとスカリーが駆けつける。
(実は撃たれたのはモルダーに変身したウイリアムだった)
本物のモルダーはスモーキングマンに数発の弾丸を浴びせ、海へ突き落とす。
ウイリアムが撃たれ死亡したのをみたモルダーとスカリーは悲しみに打ちひしがれる。
そんな中、スカリーはウイリアムの父親はモルダーではないということと、現在妊娠中でありそれがモルダーの子供であることを告げる。
身に覚えがないモルダーは「有り得ない」と否定するが、スカリーは「科学的には有り得ないが事実」と語る。
ラストシーンでは撃たれて死んだはずのウイリアムが海中から姿を現し。、ひっそりと一人で逃げていく。
(どうやら銃で撃たれた程度では死なないらしい)
Xファイルはシーズン11で打ち切りか?
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ご紹介した通り、なんとも中途半端なラストとなったXファイルシーズン11ですが、現在のところシーズン12に関する噂はありません。
というより、シーズン12に関して、制作するかどうかの話し合い自体が行われておらず、まったくの未定とのことです。
(ただし、スカリー役のジリアン・アンダーソンはシーズン11で降板することを宣言しています)
尚、ストーリーから考えると、これで完結ととらえることもできます。
(非常に中途半端ではありますが・・・)
つまり、未来はすべてウイリアムとスカリーのビジョン通りになるという考え方です。
この場合、モルダーはウイリアムが語ったとおり死亡(おそらく病気が原因)することになります。
また、ウイルスによる攻撃はスカリーがワクチンを開発したことで被害を最小限にとどめることになります。
あるいはウイルス攻撃は起きずモルダーも生存し続けるという解釈もあります。
これはスカリーとウイリアムがみたビジョンではスモーキングマン、スキナー、モニカ・レイエスが生存していたのに、実際には3人とも闘争part4で死亡した(と思われる)ことから、未来は変わったとする考え方です。
おまけに闇の組織の幹部も死亡したことで他の陰謀も阻止できた形になるので、一応モルダーとスカリーの勝利ということになるのでしょう。
ただし、ラストシーンで語られたスカリーの妊娠(モルダーが父親)という話はどこにも伏線がなく、シーズン12が存在した場合の布石とされているようです。
しかし実際には、シーズン12があるかどうかは、ストーリーがどうこうというより、ビジネスとして利益が見込めるかどうかで判断されるのでしょうね。
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