オールスター前にヤングマンやメルセデス、アダメス等が活躍しだした巨人ですが、杉内はどこにいった?と思っているファンも多いと思います。
果たして2018年現在の近況はどうなっているのでしょうか?現在の成績では戦力外、引退もありえそうです。
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巨人杉内2018年現在の近況!
2015年10月に右股関節手術を行った巨人の杉内。
手術前は股関節が痛くて力が入らなかったほどだそうです。
そのせいか、急速も130㎞台と、ピーク時より10㎞以上も遅くなっていましたよね。
それでも左のエース格として投げ続けていた訳ですが、手術を受けてから間もなく3年が経過しようとしています。
この間、たまにニュースで近況が報道されるのですが、いつみてもリハビリ中ということになっていますよね。
実際、2018年現在は2軍での登板すらありません。
ファンからは
「杉内、どうした?」
「いくらなんでも長すぎ」
「もう引退かな」
などと言われているようですが、実のところ現在の故障箇所は手術した股関節ではなく、肩のようです。
股関節の手術後、地道にリハビリを続けた杉内は2017年3月のオープン戦(対ソフトバンク)に登板しています。
しかし同年5月に左肩を故障し、そこから現在に至るまで2軍での登板はありません。
このことに対して杉内は「4月ぐらいに肩がおかしくなって、そこからリハビリが続いています。不本意ですけど仕方ない」「今年は自主トレからずっと順調だった。焦ったわけじゃない」とシーズンオフに語っています。
とはいえ、2018年7月10日時点でも杉内の2軍登板は0試合となっており、現状のままだと2018シーズン中の復帰もなさそうです。
巨人杉内、現在の年俸は激減
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このように、2015年7月以来良い成績を納めていない巨人杉内ですが、その年俸が激減してます。
<杉内の年俸推移>
2015年 5億円
2016年 5千万円
2017年 5千万円
2018年 2千5百万円
まったく成績を残せていないという現状を考えると、2017年の5千万円から50%ダウンするのは何となく理解できます。
しかし、驚くべきは2015年の5億円から2016年には5千万円まで一気に下がっていることです。
税金も払えなくなるほどの下がりようですよね。
右股関節の手術をすれば復帰までに1年以上かかることを巨人首脳陣も杉内自身も知っていたのでしょう。
なので、2016年と2017年の年俸は同じなんでしょうね。
巨人杉内のこれまでの成績。元々、年俸が高すぎた?
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2012年から巨人でプレーしている杉内。
その成績を見てみると、
2012年 12勝4敗 防御率2.04
2013年 11勝6敗 防御率3.35
2014年 10勝6敗 防御率3.16
2015年 6勝6敗 防御率3.95
となっています。
この成績を冷静に見てみると、2012年以外はそれほど凄い成績でもないですよね(^^;)
しかし、2012年シーズンのオフにはそれまでの年俸3億5千万円から年俸5億円の複数年契約になっています。
杉内にとってはもっともベストなタイミングで複数年契約できた訳です。
一方の巨人首脳陣としては、2013年以降の成績不振に驚いたでしょうね。
杉内といえば三振のとれる投手でしたが、
2012年 投球回:163回 奪三振数:172
2013年 投球回:153回 奪三振数:149
2014年 投球回:159回1/3 奪三振数:145
2015年 投球回:95回2/3 奪三振数:93
と徐々に減ってきています。
2013年シーズンの開幕当初はまだ33歳でしたから、もっと活躍していてもおかしくなかったのですが、意外と早熟な投手だったのかもしれません。
あるいは、2013年頃からすでに右股関節に痛みがあったのかもしれませんね。
いずれにせよ、杉内は2012年オフに結んだ複数年契約のおかげで、その後3年間は成長に見合わない年俸をもらっていたことになります。
そう考えると現状の年俸激減は仕方ないのでしょう。
巨人杉内、現状の成績では戦力外で引退か?
2017年オフには、「マウンドで投げている姿を思い浮かべるようにはしています。諦めようと思ったらすぐ諦められますからね。簡単ですからね。そこを何とか自分で気持ちを高ぶらせて、維持させている状態」と語っていた杉内。
しかし、2018年シーズンになってもいまだに2軍戦にすら登板できていない現状を考えると、引退の文字がチラついてきますよね。
同世代の中日ドラゴンズ・松坂が復活した例もありますから、それを励みにリハビリを頑張っているのでしょうが、今の成績では巨人首脳陣から戦力外通告を受ける可能性もあります。
せめてシーズン中に復帰できるというような近況報告ななされていれば良いのでしょうが、現在のところ復帰の目途は立っておらず、来季の戦力計算が始まる秋には戦力外と判断されそうな感じです。
復帰の目途が立たない状態で巨人から戦力外通告された場合、年齢的なことを考えると獲得に乗り出す球団はないと思われ、事実上引退となってしまう可能性が高いと思います。
そんな寂しい引退を回避するためにも、シーズン中の復帰が必要となってくる訳ですが、果たして杉内は間に合うでしょうか。
====追記:巨人杉内投手が引退を発表(9月12日)====
杉内投手の引退、または戦力外がありうると予想していましたが、9月12日未明に同投手の引退が報じられました。
やはり復帰の目途が立っていなかったようです。
プロ通算142勝77敗 防御率2.95
奪三振数2156は現役投手で最多と、素晴らしい成績を残してくれました。
お疲れ様でした。
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