フィギュアスケートの本田真凜が今季から日本航空(JAL)と所属契約を結ぶことになったようです。
「練習しない」「芸能活動ばかり」と指摘されている本田真凛ですが、今後のはJALの広告塔としてますますタレント化しそうですね。
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本田真凛、JALフィギュアスケート部に
7月1日から新シーズンが始まったフィギュアスケート。
その中で良くも悪くも注目を集めているのが本田真凛ですよね。
その本田真凛ですが、かねてよりスポンサー契約を結んでいたJALにフィギュアスケート部ができたことを受けて、今季からJALの所属選手となるそうです。
フィギュアスケートは何かとお金がかかるスポーツですから、JALの所属選手となれば今までよりもはるかに環境がよくなります。
本田真凛は今年4月から練習拠点をアメリカに移しており、ネイサン・チェンを指導するラファエル・アルトゥニアン氏から教えを受けているそうですが、その滞在費から試合に出る際の移動費など、その多くをJALが負担することになるのでしょう。
JALはなぜ本田真凛を所属選手にしたのか
ところで、本田真凛といえば将来を期待されつつも平昌五輪出場を逃し、国内での成績も思わしくないですよね。
同世代で平昌五輪に出場した坂本香織が200点以上のスコアを出しているのに対して、本田真凛は160点前後と大きく劣っています。
2016年のフィギュアスケート世界ジュニア選手権で優勝したものの、シニアではまったく通用せず、昨年の全日本選手権では7位でした。
資金力のあるJALが新しく設立したフィギュアスケート部の最初の選手としてはやや実力不足な感がありますよね。
それでもJALが本田真凛を所属選手にする理由があるとしたら、やはり自社タレントのように広告に使えるからでしょう。
何しろ、本田真凛は以前から芸能活動をしていて、ルックスでいえばかなり目立ちますからね^^
そのためマスコミが本田真凛を取り上げる機会も非常に多いのですが、その度に「JAL所属の本田真凛」と表記されることになります。
おそらくJALのあらゆるポスターやグッズにも本田真凛が起用されるはずです。
また、フィギュアスケートそのものの人気が高まっていることも理由にあると思います。
平昌五輪では真っ先にチケットが完売したくらいですから、JALが参入しておくことのメリットは大きいと考えたのでしょう。
企業として自社の利益を優先するのは当然のことなのですが、フィギュアスケートの実力よりもルックスの話が先行している本田真凛を最初の所属選手とするあたりに、なんとなくあざとさを感じます。
練習しないことで有名な本田真凛は嫌われている?
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JALとしては本田真凛のタレント性に期待しているのでしょうが、そんな思惑とは裏腹に、本田真凛は世間からあまり良く思われていないようです。
2016年のフィギュアスケート世界ジュニア選手権で優勝した時は
「可愛い」
「浅田真央の後継者」
「将来のエース」
などと好意的な意見が圧倒的でしたが、その後の本田真凛はTVへの出演が増え、徐々にタレント化していきました。
また、とあるドキュメンタリー番組の中で「練習がきらい」「あまり練習しない」などの発言をしたことから大きく風向きが変わったように思います。
その結果、
「練習しない選手はダメ」
「ルックスだけ」
「他の選手に注目すべき」
といった指摘が多くなり、アンチが急増。
昨年の全日本選手権に出場した際は、他の選手が盛大な拍手で迎えられる中、本田真凛の入場時には拍手の数が一気に減るといった現象がおきました。
当然、本田真凛もそのことに気づいたと思いますが、TVを通して観ても分かるほど露骨にフィギュアスケートファンから嫌われているようです。
本田真凛、フィギュアスケート選手としての実力はどうなの?
練習しない選手であっても結果が出ていれば良いのですが、本田真凛の場合はシニアではまったく通用していません。
前述のように160点前後の演技となっている訳ですが、世界のトップクラスは200点をはるかに超えている状況なので、大きく離されています。
この点は同じフィギュアスケート世界ジュニア選手権優勝であっても、浅田真央とは大きく違います。
また、大きなミスによって減点され160点前後になっている訳ではなく、ノーミスで演技をしたとしても、そもそも予定しているプログラム自体が200点を超えるようなものではないと言われています。
この2年間、「平昌五輪を目指す」と豪語していた本田真凛ですが、結局のところさほど実力はついていなかったということになりますね。
こうした結果になっていることから、「練習しないからダメ」とアンチを増やしてしまっているのでしょう。
練習しない本田真凛。今季の予定は?
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JALの所属選手となった本田真凛ですが、さっそく7月下旬から開催されるアイスショー「THE ICE」に出演します。
「THE ICE」は世界のトップスケーターたちが多彩な演出をみせるイベントです。
<大阪公演>
7月28日(土) 12:00開演 / 17:00開演
7月29日(日) 12:00開演
アリーナ席:20,000円、スタンドS席:12,000円、スタンドA席:8,000円
<愛知公演>
8月4日(土) 12:00開演 / 17:00開演
8月5日(日) 14:00開演
氷上プラチナシート:24,000円、アリーナ席:20,000円、スタンドS席:12,000円、スタンドA席:6,000円
大阪、愛知共に出演するキャストは以下の通りです。
<男子>
- 宇野昌磨
- ネイサン・チェン
- ドミトリー・アリエフ
- ボーヤン・ジン
- セルゲイ・ヴォロノフ
- 無良崇人
- 織田信成
- 友野一希
<女子>
- アリーナ・ザギトワ
- 宮原知子
- ガブリエル・デールマン
- 坂本花織
- 三原舞依
- 長洲未来
- マライア・ベル
- 本田真凜
女子のキャストに関して、そうそうたるメンバーの中に本田真凛がいることに違和感を覚える人もいるかもしれませんが、これは競技ではなくショーですからねぇ。
表現力が素晴らしい(とマスコミから言われている)本田真凛だけに、良い演技をみせてくれるかもしれません。
また、本田真凛は今シーズンのGPシリーズにおいて、スケートアメリカ(10月19~21日)とフランス杯(11月23~25日)へのエントリーしています。
その一方で全日本選手権のシード権はありませんから、それまでにしっかりと結果を残す必要があります。
「環境が変わって少し時間はかかると思う。でも、精いっぱいできることを増やしたい。悔しさを晴らせるシーズンにする」と語っている本田真凛ですが、「練習しないからダメ」という評判を覆せるほどの活躍ができるかどうか、今シーズンのフィギュアスケートが楽しみですね。
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