サッカー日本代表がアフリカのマリと対戦しました。
W杯本大会であたるセネガルを仮想した一戦でしたが、結果は1-1で引き分け。
期待の森岡亮太や中島翔哉はあまり見せ場を作れず、ほとんど収穫はなかったようです。
この時期にこの内容ではW杯本大会がとても心配ですね。
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サッカー日本代表マリ戦の先発メンバー
まずはこの試合の先発メンバーから見てみましょう。
GK 中村航輔
DF 昌子源(センター)、槙野智章(センター)、長友佑都(左)、宇賀神友弥(右)
MF 長谷部誠(ボランチ)、大島僚太(ボランチ)、森岡亮太(トップ下)
FW 宇佐美貴史(左)、久保裕也(右)、大迫勇也(1トップ)
このメンバーにはちょっとビックリしましたね。
てっきり常連のメンバーでくると思っていましたが、ボランチを山口蛍から大島僚太へ、左FWを原口元気から宇佐美貴史へ、さらにトップ下に代表経験の少ない森岡亮太を入れてきました。
ケガの酒井宏樹に変わって宇賀神友弥も入っているので、かなり目新しいメンバー構成に見えます。
攻撃的な布陣にしてきたのと同時に、どうしても攻撃面で新戦力が欲しいというハリルホジッチ監督の意図が見えると思います。
個人的には、W杯本大会において、日本が攻撃的に戦える時間帯はほとんどないと思っているので、まずは守備力の高い選手を優先して起用してほしかったし、この時期にここまで新戦力を起用すること自体、チームの完成がかなり遅れていると感じてしまいます(>_<)
日本代表、森岡や新戦力の中島を起用するも見せ場無し
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森岡亮太、大島僚太、宇賀神友弥、宇佐美貴史等の代表初出場メンバーや経験が浅いメンバーが先発し、後半途中からは中島翔哉や三竿健斗も投入されましたが、どの選手もほとんど見せ場がなかったですね。
あえていうなら宇佐美貴史が前線でよく顔を出していたことくらいでしょうか。
森岡亮太はボールに触る機会すらほとんどなく、大島僚太は前半早々に負傷交代、宇賀神友弥に至ってはアフリカ選手独特のリーチの長さとスピードに最後まで対応できず、PKを献上してしまいました。
宇佐美貴史に変わって入った期待の中島翔哉は、終了直前に同点ゴールを決めましたが、持ち味のドリブルを披露する機会がなく、合格点とはいえないでしょう。
長谷部誠に変わって入った三竿健斗も、最終メンバー入りするには役不足な感じでしたね。
結局、攻撃的な布陣で挑んだ割にはチャンスが少なく、課題となっていた攻撃の形もあまり見えませんでした。
マリはセネガルと似たチームであるとはいえ、セネガルよりもかなり実力の劣るチームです。
そのマリを相手に、攻撃の形は作れず、個人技で圧倒的に劣っていることがハッキリとしたので、W杯本大会にむけて不安が募る試合でした。
何よりも、この時期に貴重なチャンスをもらって出場した代表初出場メンバーや経験が浅いメンバーがまったくと言っていいほど機能しなかったのは、チームとして致命的だったのではないでしょうか。
次のウクライナ戦では、どんな意図をもって、どんなメンバーで挑むのか、注目したいと思います。
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