平昌五輪が始まりましたが、スキーやスノーボード競技の会場では悪天候による突風で各選手が苦戦しているようですね。
スノーボードで予選が中止になったり、ケガ人がでたりと、競技をするにはあまりにも過酷で、勝負は運次第との声もあるようです。
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平昌五輪のスキー・スノーボード会場は悪天候で競技できず。
平昌五輪はすでにスキーやスノーボード競技が始まっていますが、2月11日に予定されていた女子スノーボードのスロープスタイル予選が悪天候のため中止となりました。
五輪において競技が中止になるというのは非常に稀な気がしますよね。
しかし、そうせざるを得ないほどの悪天候で、会場には突風が吹き荒れたいたようです。
実際、この日に練習を行ったオーストラリアの選手は転倒し膝を骨折しています。
そのような天候は12日も続きましたが、運営側は開始時間を遅らせるという方法で女子スロープスタイルの決勝を強行。
その結果、出場した選手のほとんどが転倒しつつ演技を行うという異例の事態になりました。
世界のトップクラスが揃う五輪競技で、ここまで転倒が多いというのも、珍しいことだと思います。
そんな中、同種目でメダルの期待がかかっていた日本の鬼塚雅はまさかの19位。
突風の影響でエア中に体勢を崩したり、強い向かい風をうけて助走のスピードが出なかったりと散々な内容になってしまいました。
平昌五輪では突風を味方につける運が勝負のカギ
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先日行われたスキージャンプにおいても、悪天候のため長時間にわたって競技が中断していました。
そのような状況を日本の葛西紀明は「これ、中止でしょ」と思いながら待っていたそうです。
レジェンドと呼ばれ約30年のキャリアを持つ葛西紀明が中止を考えるほどの天候ですから、かなり酷かったのでしょう。
実際、ジャンプ中に吹く突風によって体勢を崩したり、急に失速して飛距離がでない選手が多かったように思います。
こうした状況に関して、ネットでは
「勝負は風に恵まれるかどうか」
「運に左右される五輪はおかしい」
「平昌で開催したのが間違い」
などの指摘が相次いでいます。
屋外スポーツは少なからず天候の影響を受けるので、悪天候になるのも仕方ないところではあります。
また、勝負事には運も関係してくるものです。
しかし、五輪が4年に1度の祭典であることを考えると、選手はなるべくベストなパフォーマンスを出したいでしょうし、観る側をそれを期待しますよね。
その競技結果が突風という運にあまりにも大きく影響され過ぎると、選手も観る側も興ざめしてしまいます。
そういったことを考えると、平昌という場所で良かったのか、そもそも韓国で冬季五輪を開催するというIOCの判断は適切だったのか等、会場そのものに大いに疑問を感じるのですが、みなさんはいかがでしょうか?
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