E1サッカーの第二戦、中国戦が行われました。
日本代表はこの試合を2-1で勝利しましたが、その内容は初戦の北朝鮮戦同様、非常に残念なものでした。
世代交代をして若手中心の新しいチームとなっている中国相手にこの残念な試合内容・・・
一体何が問題だったのでしょうか?
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サッカー日本代表E1中国戦の先発メンバー
まずはこの試合の先発メンバーを見てみましょう。
GK 東口順昭
DF 昌子源
三浦弦太
山本脩斗
植田直通
MF 大島僚太
土居聖真
今野泰幸
FW 倉田秋
小林悠
伊東純也
MF大島僚太が久しぶりのスタメンだったので期待していましたが、前半早々に故障のため井手口と交代になっています。
また、本職がセンターバックである植田直通が右サイドバックで起用されているのが興味深いところですよね。
サッカー日本代表E1中国戦のメンバーが下手すぎる!
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ところで、ロシアワールドカップのメンバー発表まであと半年ほど。
この期間で代表メンバー入りのためにアピールできる機会も残りわずか。
となれば、メンバー入りをかけて、当落線上にある選手たちは気迫のこもったプレーを見せてくれるはず!
それがこのE1の楽しみでもあったのですが・・・
実際には、ほとんどの選手がアピールに失敗しているように思います。
もっというと、代表として戦えるレベルになく、チームとしては「下手すぎる」といった印象です。
この試合に出場した井手口と今野、昌子は以前から実績があり、恐らくロシアワールドカップでもメンバー入りするでしょう。
植田も何度も召集されていたので、ほぼ当確だと思います。
問題は初召集のメンバーです。
サイドバックやボランチのポジションは人材不足なのでアピール次第ではワールドカップのメンバー入りが濃厚になってくるのですが、初戦から見ていてもほとんど何もできていないですよね。
レギュラーである長友や酒井と比べると大きく見劣りしますし、当然ながら世界の強豪を相手にできるレベルではありませんでした。
ウイングで二戦連続先発した伊藤も、速さは感じますが、クロスの精度がなく、通用しないという点では海外組の浅野拓磨と同じだと思います。
何度か出場経験のある倉田も、トップ下に入る割にはゲームメイク出来ず、個人的にはなぜ召集されているのか疑問に思います。
サッカー日本代表E1中国戦の収穫は植田と小林
今大会では初召集が多いので、戦術の完成度よりも個人の技量の方に目が行くのですが、その意味ではDF植田の右サイドバックは予想以上に良かったと思います。
本職はセンターバックなのですが、攻撃力にも定評があり、この試合では何度か有効な攻撃を見せていました。
身長の高い中国が相手ということもあってのサイドバック起用だったと思いますが、このオプションはワールドカップでもかなり有効だと思います。
もう一つの収穫はFW小林ですね。
初戦の北朝鮮戦でも動きは良かったのですが、中国戦では代表初ゴールをあげました。
また、運動量が豊富で守備に貢献できるという点も、ハリルホジッチ監督の掲げる前線からボールを奪いにいくサッカーにマッチしていると思います。
タイプ的にウイングというよりはセンターフォワードが向いているはずなので、レギュラーの大迫とどのように共存させるのかが難しいところですが、できれば大迫との2トップができるようなシステムをオプションの一つとして用意してほしいところです。
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