神戸製鋼のデータ改ざんも酷い話ですが、日産の無資格検査も酷い話ですね。
すでにかなりのリコールが決定していますが、なんとスバルまで無資格検査を行っていたことがわかりました。
今回は無資格検査の内容とリコール対象車種を書いてみたいと思います。
<スポンサーリンク>
日産とスバルが無資格検査!
自動車の検査とはしかるべき研修をうけて資格を持った人が行うことになっています。
通常は2~6ヶ月で検査資格を持つようになるそうなのですが・・・
なんと日産とスバルは検査資格を持たない人の検査のみで車を出荷していたのです。
出荷前に安全性を確認する重要な工程だからこそ検査資格を持つ人がやるルールになっているのに。。。
しかも問題発覚後も無資格検査を続けていたのだとか。
んー、現場は無責任なのかアホなのか(;^ω^)
これが原因の事故が過去に起きていたら、日産とスバルはどう責任をとるつもりなんでしょうか?
安全性のチェックを行わずに出荷するというあたり、神戸製鋼のデータ改ざんと似ていると思いませんか?
(神戸製鋼のデータ改ざん問題に関する記事はこちら↓)
http://blogbarbeach.com/2017/10/18/post-472/
大手企業はどこもこんなずさんな生産体制なんでしょうか?
消費者は大手企業が作った製品だからこそ、信用して購入しているし、仮に割高であっても、その分信頼性が高いと納得できるものなのですが・・・(>_<)
日産の無資格検査でリコールはセレナやデイズ!
<スポンサーリンク>
今回の無資格検査発覚をうけて、日産ではすでにリコールを発表しています。
対象になるのは平成29年2月10日~平成29年10月18日の間に生産されてまだ車検・点検を受けたことのない以下の車種だそうです。
シルフィ、ノート、ジューク、キューブ、リーフ(新旧)、マーチ、GT-R、シーマ、フーガ、フェアレディZ、スカイライン、セレナ、テァアナ、エクストレイル、NV200バネット、NV150 AD、ウィングロード、シビリアン、アトラス、エルグランド、キャラバン、パラメディック(救急車)
これらをすべて足すと38,272台となることが発表されています。
該当する人にはダイレクトメールでリコールの案内が来るそうなので、郵便物はしっかりチェックしてくださいね。
スバルの無資格検査でリコールはXV?
さて、日産に続いて無資格検査が発覚したスバルですが、10月27日現在、リコールすべきかどうかを国土交通省と検討中であることを発表しています。
リコールとなればXVやインプレッサなどの人気車種が対象になる可能性があり、こちらもかなりの数になると思われます。
神戸製鋼のデータ改ざんに関する記事でも書きましたが、自社内での検査で出荷できるという仕組みそのものに問題があるのかもしれませんね。
第三者による検査専門の機関を設置すべきではないでしょうか?